金正男の暗殺 真犯人の愛人S(女スパイ)は誰?男4人のその後は口封じのため消された?

金正男 画像

今年2月にマレーシア・クアラルンプール空港で暗殺された金正男氏(享年45)の事件をフジテレビが10月8日、「衝撃スクープSP 金正男暗殺の真相 ~北朝鮮・史上最大の兄弟ゲンカ全記録~」と題して放送。取材で得た新証言や新映像とともに暗殺の真相に迫る。

 

この事件は、猛毒の「VXガス」を使い、正男氏を暗殺したインドネシア国籍のシティ・アイシャ被告とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告が逮捕された。

 

そして、すでに男1人が逮捕されているが、マレーシア警察は実行役として、4人の北朝鮮人の男を指名手配。だが4人はすでに、北朝鮮に帰国していることが確認されている。

 

今回放送される番組では、正男氏の暗殺事件に関与が囁かれている「愛人」について迫ったようだ。

 

その人物は、15年以上ものあいだ、正男氏と生活をともにしてきた、「S」という名の愛人で、北朝鮮の対韓国工作員(女スパイ)だったと報じられている。

 

「愛人S」とはいったい誰なのか?

 

「愛人S」は本当に正男氏の暗殺に関与しているのか?

 

フジテレビはその真実を確かめようと行方を追ったらしいが、はたしてその結果はどうだったのか。

 

今回は、金正男氏の暗殺に関与した、主犯格の男4人のその後や、真犯人かもしれない愛人S(女スパイ)についてまとめてみた。


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金正男の暗殺 真犯人の愛人S(女スパイ)は誰?

北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男・金正男(キム・ジョンナム)氏が、マレーシア・クアラルンプール空港で暗殺された事件は、インドネシア国籍のシティ・アイシャ被告とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告が逮捕された。

 

女2人は北朝鮮工作員に声をかけられ、報酬欲しさに猛毒の「VXガス」を使い、正男氏を暗殺。

 

警察はこの2人のほかに李・ジョンチョルを逮捕しているが、実行役として、呉ジョンギル、李ジェナム、洪ソンハク、李ジヒョンの4人の北朝鮮人の男を指名手配した。

 

そして、この事件には、10名が関与しているとされているが、そのなかに正男氏の愛人とされる美人女スパイの関与が囁かれている。

 

フジテレビが行方を追ったという「愛人S」は、おそらくこの女スパイと同一人物だろう。

 

この愛人は正男氏の「事実上の第三夫人」として報じられており、北朝鮮の対韓国工作員だったとされる。

 

この人物の正体は、2001年に正男氏が別人名義の旅券で日本に入国しようとして成田空港で拘束された際、一緒にいた女性で、韓国の情報機関は女性の名前を「ソ・ヨンラン」氏と特定した。


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(金正男の愛人S 画像)
金正男 愛人S 画像

(金正男の愛人 ソ・ヨンランの画像)
金正男 愛人 ソ・ヨンラン

 

愛人Sの正体「ソ・ヨンラン」氏は1976年に平壌で生まれ、現在41歳。1988年に朝鮮労働党第126連絡所の職員となった人物である。

 

ソ・ヨンラン氏は当初、正男氏の警護をしながら動向を北朝鮮に報告する役目だったが、その後、恋愛関係に発展し、結婚したという。

 

事実上、正男氏の第三夫人として、マカオに居住する第二夫人のリ・ヘギョン氏や息子のキム・ハンソル氏、娘のキム・ソリ氏らの世話をする役割も担っていたようだ。

 

たしかに、ソ・ヨンラン氏なら正男氏の近くにいるので、行動を把握できるはず。情報提供していれば、北朝鮮も正男氏の行動を補捉しやすかっただろう。

 

警察の方もソ・ヨンラン氏から事情を聴きたいために捜していると報じられていた。

 

現に正男氏は、これまでマレーシアを頻繁に訪れていたが、その後は一時、マレーシアを訪問しなくなっていたという。

 

はたしてこの女スパイは、真犯人の一味だったのか?

 

謎が深まるばかりだ。


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金正男の暗殺 犯人の男4人のその後は口封じのため消された?

金正男氏の暗殺事件で、真犯人とされる男4人の工作員は、事件当日にマレーシアから姿を消した後、逃走。

 

そして、すでに、北朝鮮に帰国して平壌にいることが確認されていたが、その後どうなったのか。

 

金正日(キム・ジョンイル)総書記の時代なら、この4人は帰国後、命令を完遂した栄誉を称えられ、「共和国英雄勲章」を授かったかもしれないが、金正恩(キム・ジョンウン)氏になって統治方法が違うため、おそらく口封じのため消されているのではないかという。

 

金正日総書記の時代は、幹部同士の密告を奨励しており、その密告が正しかった場合は、その人物を粛清した後、必ず褒美を与え、昇進させていたそうだ。

 

そうすることで、幹部たちに服従心を植えつけていたのだが、金正恩氏になって統治方法が変わった。

 

父親同様に密告を奨励しているが、密告が正しかった場合、その人物を粛清した後、密告者をも粛清する。なぜなら密告者は、知ってはならない秘密を知ってしまっているからなのだ。

※粛清(しゅくせい)とは、原義では厳しく取り締まって、不純・不正なものを除き、整え、清めること。

 

そのため金正恩氏は帰国した4人の実行犯を、口封じのために抹殺するよう命じたという。

 

マレーシアで逮捕された李ジョンチョルは、自分がマレーシアで逮捕されれば、命だけは助かると思っていたのかもしれない。

 

だから帰国するより、その後マレーシアに残って逮捕されたのではないかといわれている。


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