小平奈緒は相沢病院所属の看護師?トレーニング方法が強さの秘密だった!?

小平奈緒 画像

平昌オリンピックでメダル獲得の期待がかかるスピードスケート女子・日本代表の小平奈緒選手(31)が、いよいよ得意の1000メートルに出場する。

 

本大会に小平選手は500メートル、1000メートル、1500メートルの3種目に出場。

 

初戦となった12日の1500メートルでは、得意距離でなかったため6位に終わったが、14日の1000メートルはメダル獲得が有力視される。

 

1000メートルには、12日の1500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆選手も出場するので、もしかすると日本選手2人が表彰台に上る可能性もありそうだ。

関連記事⇒ 高木美帆と高木菜那の姉妹は可愛いが不仲なの?父親や兄の職業は?

 

そして、小平選手にはもうひとつの種目500メートルでメダル獲得の期待がかかる。

 

最も得意とする500メートルは現在24連勝中。

 

地元、韓国代表、李相花(イ・サンファ、28)選手が最大のライバルとなるが、金メダル予想では小平選手に軍配が上がる。

 

そんな小平選手は昨年一気にブレイク。

 

強さの秘密はトレーニング方法にあるとされており、実際のところユニークで様々なトレーニング法を取り入れている。

 

今回は小平奈緒選手のトレーニング方法や、職場が相沢病院所属で看護師の仕事をしているというウワサについて検証してみた。

Sponsored Link

小平奈緒は相沢病院所属の看護師?

オリンピックに出場する選手の所属先といえば、実業団が多い中、小平奈緒選手は「相沢病院」所属。

 

相沢病院は長野県松本市にある総合病院で、医師不足に悩む松本市内の病院に勤務する若い医師の物語を描いた映画「神様のカルテ」のモデルとなったことでも知られる。

 

その相沢病院に所属する小平選手は、院内のスポーツ障害予防治療センターに籍を置いているのだが、疑問なのは看護師なのかどうかだ。

 

もし看護師でスピードスケート選手だったなら非常に珍しいパターンなのだが、実際のところは籍を置いているだけ。

 

小平選手は看護師でもなんでもなく、おまけに病院の仕事には一切携わっていないようだ。

 

要するに相沢病院が小平選手のスポンサーになって、遠征費や用具代など年間1千万円超の活動資金を支給している。

 

しかも活動資金の中には給料や家賃も含まれており、14年から2年間、オランダに滞在していたときの費用も負担しているのだ。

 

もともと小平選手は教員を目指して信州大に入り、教員免許を取得。

 

しかし、卒業後もスケートを続けたい意思があったものの所属先がなかなか決まらずにいたそうだ。

 

そういった状況に置かれていたとき、大学時代にケガの治療を受けた相沢病院に支援を求めて、大学の結城匡啓監督とともに相沢理事長の元を訪れたという。

 

当時、小平選手は監督とスケート競技を続けることを希望していたが、なかなか2人をサポートしてくれる企業が見つからなかったとか。

 

だけど、どうしてもスケートを続けたいという熱意を相沢理事長が感じ取り、「高いお金は出せないけど、結城さんの指導を受けて競技を続けることぐらいなら、何とかできる」と小平選手に話したそうだ。

 

そうして小平選手が相沢病院に入ったのは2009年4月。

 

当時の小平選手は今と違って、ほぼ名前が知られていなかったので最初は院内で戸惑いがあったという。

 

だが「奈緒ちゃん」と周りから慕われ、一生懸命トレーニングに打ち込む姿に応援したい気持ちになったそうだ。

 

実は小平選手のウェアの右胸あたりに「Aizawa Hospital」のロゴがはられているのだが、相沢理事長いわく「本当は(ロゴは)なくてもいい」と話す。

 

今でこそ「いい宣伝」になっているが、最初はそんなことは全く期待していなかったそうだ。

Sponsored Link

小平奈緒 トレーニング方法が強さの秘密だった?

小平奈緒選手は、姉の影響で3歳でスケートを始め、2006年W杯に初出場。

 

2010年のバンクーバー五輪の500メートルは12位、1000メートルと1500メートルともに5位入賞を果たし、団体追い抜きで銀メダルを獲得した。

 

2014年のソチ五輪の500メートルで5位入賞も1000メートルは13位。

 

ソチ五輪の後、小平選手は2年間にわたってオランダに留学した。

 

オランダでは主にフォームの改善とメンタル面を強化し、W杯ランキング500mで総合1位になるという大成功を収めたのだが、いかんせんオランダの食事が合わなかったそうだ。

 

乳製品がメインのオランダの食事が合わず、2シーズン目は牛乳と卵のアレルギーになって体調を崩し、成績不振に陥ったという。

 

そして2016年にオランダ留学から帰国すると、2017年に快進撃をみせる。

 

2017年世界距離別選手権500メートルを初制覇すると、同年世界スプリント選手権で日本人女子として初めての総合優勝に耀いた。

 

得意な500メートルはW杯で15連勝し、現在24連勝中。去年12月のW杯1000メートルでは世界記録をマークするなど、輝かしい成績を重ね躍進したのである。

 

なぜ小平選手はそんなに強くなったのか。

 

昨年一気に躍進した裏には、ユニークな下半身強化のトレーニング方法があったという。

 

小平選手のトレーニング方法は最新のスポーツ科学や日本の伝統文化・古武術など、少し変わった手法なども練習に取り入れている。

 

まず、骨盤を傾かないよう軸を安定させ、カーブでも氷を強く押せるようにと、歯が1本のげたを履き、骨盤回りの筋肉をピンポイントで刺激するというトレーニング方法だ。

これまでの小平選手はカーブを回る時、骨盤が斜めに傾いていたという。

骨盤が傾くと、右足が浮いて氷から離れるため、氷を強く押すことができない。

そこで、小平選手と結城コーチがたどりついたのは、ヒップロックという理論だった。

1枚の骨盤を左右別々に考えるという、この理論。骨盤周辺の筋肉を片方ずつ意識して鍛える。

左右別々に骨盤をコントロールすることで、傾かないよう軸を安定させ、カーブでも氷を強く押せるという。

 

また、夏場は下半身強化のためにブレーキのない競技用の自転車で、種目と同じ500メートル、1000メートルを走る。

 

タイム的にも自転車とスケートはほぼ同じくらいだそうで、小平選手は標高の高いところのリンクで、種目と同じ距離を自転車で走るトレーニングを積んできたそうだ。

 

ちなみに小平選手の記録タイムは、負荷をかけた中でも女子競輪選手以上のタイムを上回っていたとか。

 

なので小平選手の走りは、競輪学校に入ろうと思えばはすぐに合格できるくらい異次元レベルなのだ。

 

追記

14日の1000メートルで金メダルの有力候補だった小平奈緒選手は、オランダ選手に惜しくも破れ2位となった。

 

これで残るは18日の500メートルだけとなったが、この距離は小平選手が最も得意とする種目。

 

韓国のスケート女王・李相花(イ・サンファ)選手が強力なライバルとなるが、500メートルは昨年からW杯を15連勝と、他の選手を寄せ付けない活躍を見せている。

 

その李選手だが、14日の1000メートルは棄権して18日の500メートルに照準を絞ってきた。

 

韓国も李選手と小平選手の対決に注目していて、「いい勝負になるだろう」などと伝えているという。

 

しかも李選手は500メートルでバンクーバー、ソチ五輪を2連覇中。

 

五輪3連覇がかかっているが、現状はというと、慢性的な膝の痛みやふくらはぎの痛みで、昨年春にはふくらはぎの手術を受けているのだ。

 

最大のライバルがそういった状態なので、小平選手の勝機は十分あり、金メダルの確率はグンと高くなっているし、今話題になっている所属先の相沢病院・相沢孝夫理事長も、18日の500メートルを現地で観戦する。

 

冒頭にも触れているように、相沢病院は所属先が決まらずに困っていた小平選手を職員として受け入れた。

 

それに給与や競技用具の購入費、海外遠征の際には少しでもいいコンディションで試合ができるようにと、ビジネスクラスへのアップグレードの費用も出して小平選手の成長を支えてきたという。

 

ネット上では相沢病院を称賛する書き込みが多く見られたが、相沢理事長は「一生懸命頑張っている一人の女性を応援したいだけ」とけんそんする。

Sponsored Link

▲トップへ戻る