僕だけがいない街(映画)がひどい?子役キャストの男の子は誰?
☆この記事はこのような人におすすめです。
・2016年公開の実写映画「僕だけがいない街」がひどいと言われている理由を知りたい。
・映画「僕だけがいない街」の子役キャストについて知りたい。
・映画「僕だけがいない街」の相関図を見たい。
・本編のあらすじや評価について知りたい。
映画「僕だけがいない街」は、三部けい原作の人気漫画を実写化した作品です。
同タイトルのTVアニメ版は、2016年1月~3月にフジテレビ系で放送され話題になりました。
そして、映画版「僕だけがいない街」ですが、キャストには藤原竜也を主演に迎え、有村架純がヒロインを演じています。
その他のキャストには多くの子役が参加。
本作は29歳の主人公・藤沼悟の意識が、11歳だったころに乗りうつるあらすじなので、ある意味子供達が主役の作品といえるのかもしれません。
また、映画「僕だけがいない街」は、時間が巻き戻る現象(リバイバル)という特殊な現象に見舞われた主人公・藤沼悟が、過去に起こった児童連続誘拐事件の真犯人に迫るべく、リバイバルを繰り返しながら事件の謎を解き明かしていくというストーリー。
ただ、ネタバレになるのですが、本作は原作と違うところが所々描かれており、原作の漫画を知っているファンからの評価がひどいです。
特に結末に関して言うと、原作とまったく違うラストの展開に「いい加減すぎる」「時間の無駄だった」と言った感想が寄せられています。
その中でも唯一高評価されたのは、雛月加代役を演じた鈴木梨央ちゃんの演技でした。
同じく子供ながら29歳を想像しながら演じた、主人公・藤沼悟役の男の子にも高評価。
「この演技が上手い子役の男の子は誰?」という声があがっていたのです。
そこで今回は、映画「僕だけがいない街」がひどいと言われる理由や、キャストで出演している子役の男の子などについてまとめてみました。
映画 僕だけがいない街がひどい?
映画「僕だけがいない街」は、ファンから「ひどい!」という声が上がっています。
ひどいと言われている理由は、ストーリーの結末が原作とまったく違った構成に変更されているから。
ネタバレになりますが、原作も映画も事件の犯人は一緒なのですが、主人公・悟のラストの結末に異なる部分があります。
原作の方の悟は、犯人によって湖底に沈められ、15年間意識不明に(13年間の植物状態と2年間の睡眠状態)。
その後、奇跡的に目を覚ますものの、記憶を全て失っていたのです。
ラストシーンでは、徐々に記憶が戻り、同級生だった賢也らと協力して犯人を追い詰めることに成功します。
一方、映画の方の悟は、犯人に沈められた際、リバイバルによって2006年の現在に戻って無事に過ごしていた事になっています。
その後は、今でも犯行を続ける犯人をくい止めるために行動するも、ラストでは犯人にナイフで首を切られて命を落とすのです。
また、リバイバルによって2006年に戻った時は、以前のようにピザ屋のバイトをしておらず、漫画家として成功していました。
そのため、愛梨(有村架純)とは面識が無くなっていて、ラストシーンで愛梨は悟が生前に描いた漫画を読んでいます。
原作を見て面白かったので、映画を見たという人も多かったようですが、結末の違いに「ひどい映画だった」という感想を持った人が続出したのです。
ちなみに、2016年1月8日~3月25日まで放送されたテレビアニメ「僕だけがいない街」のストーリーも、原作、映画版と違っているところがあります。
映画 僕だけがいない街の子役の男の子は誰?
映画「僕だけがいない街」のキャストで、主人公の悟を演じたのが藤原竜也です。
また、過去の事件から心を閉ざした悟に希望をもたらすヒロイン・愛梨を有村架純が演じています。
そして、悟の母親役ですが、演じたのは「奇跡のアラフィフ」とも評される石田ゆり子。
石田ゆり子が母親役を演じるのは少し若い気がしますが、役柄としては物語の鍵を握る人物であり、現在にも過去にも登場。
母性愛が貫かれていて、難しい役柄なのです。
そんな難しい役を子役ながら堂々と演じきったのが、雛月加代演じる鈴木梨央ちゃんです。
鈴木梨央ちゃんは、母子家庭で母親から虐待を受け、連続誘拐事件の被害者になってしまう雛月加代役。
子役でありながら抜群の演技力で熱演したのです。
また、藤原竜也演じる悟の小学生時代を演じた子役の男の子は誰?という声もあがっていたようです。
悟の小学生時代を演じた男の子は、オーディションで300人の中から選ばれた子役の中川翼くん。
中川翼くんの実年齢も悟と同じ11歳(当時)。
2015年には、桐谷美玲主演映画「ヒロイン失格」にも出演していますが、まだまだ売り出し中の子役だったのです。
そんな翼くんが演じたのは、29歳の意識が11歳の子どもに乗りうつるという役だったので、子供ながら29歳を想像して演技しなければなりませんでした。
それを演じるのは大変だったと思うし、今後の活躍も楽しみです。
※主なキャストと構成図
出典元:僕だけがいない街公式
■ 藤沼悟 – 藤原竜也/少年期・中川翼
■ 藤沼佐知子 – 石田ゆり子
■ 片桐愛梨 – 有村架純
■ 雛月加代 – 鈴木梨央/成人期・森カンナ
■ 白鳥潤 – 林遣都
■ 雛月明美 – 安藤玉恵
■ 須藤 – 淵上泰史
■ 高橋店長 – 高橋努
■ 澤田真 – 杉本哲太
■ 八代学 – 及川光博
■ 小林賢也 – 福士誠治
映画 僕だけがいない街の評価(感想)をネタバレ
実写版映画「僕だけがいない街」は、原作を知らない人が見ても違和感を持つことでしょう。
それだけファンからの評価がひどい結果になっているのです。
ネタバレになりますが、やはり、映画と原作で異なる部分があるため、脚本や演出に対する不満が多く寄せられています。
例えば、唐突なセリフが不自然で、それが何かの伏線になっているのかと思えばそうでもなく、単に不自然なままで終わったりしています。
他にも「途中まで良かったがラストの展開が良くなかった。」「内容が分かりにくい」「映画ではなくドラマにしてじっくり見せて欲しかった」「結末が原作と全然違った」などといった感想が寄せられたのです。
子役の演技に対する評価が良かっただけに、映画は残念な結果となったので、見る前に原作は見ない方がよいのかもしれません。
映画 僕だけがいない街のあらすじ
映画「僕だけがいない街」の主人公・藤沼悟は、自分の身に降りかかる事件を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう(リバイバル)という現象に巻き込まれるという能力の持ち主。
そんな特殊能力を持つ悟が、リバイバルによって18年前の児童連続誘拐事件を未然に防ぐことと、真犯人を突き止めるために奮闘していく!というのが本作のあらすじです。
以下が主なあらすじです。
売れない漫画家でフリーターの藤沼悟(藤原竜也)はアルバイトのピザ屋で配達中に時間がループする現象・再上映(リバイバル)が起きるようになる。
周囲の違和感を察知した悟は交差点で暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分が跳ねられてしまう。
病院に付き添ってくれたのはバイト仲間の片桐愛梨(有村架純)だった。他人に対して距離を置く悟に対し、なぜか気後れせずに接してくる特別な存在だ。
数日後、誘拐未遂事件を目撃した悟の母・佐知子(石田ゆり子)が何者かに命を奪われ、愛梨も命を狙われる。
警察から容疑者として疑われた悟が逮捕される寸前、リバイバルが起きる。
巻き戻った先は18年前。
同級生の雛月加代(鈴木梨央)が被害者となった連続誘拐事件の起こる直前だった。
29歳の意識のまま10歳の身体にリバイバルした悟は、連続誘拐事件と母親の事件の関連性に気づく。
真犯人を追い詰めるために現在と過去を行き来しながら事件の謎に迫っていく。
果たして、悟は18年前の事件を未然に防ぎ、大切な人を救うことが出来るのか?
引用元:僕だけがいない街公式サイトより