寺内樺風の現在は?埼玉少女誘拐事件で妊娠させた?

寺内樺風の画像

☆この記事はこのような人におすすめです。

・埼玉県朝霞市で少女を誘拐・監禁した寺内樺風(てらうちかぶ)の現在を知りたい。

・寺内樺風の実家の職業、両親の現在を知りたい。

・埼玉少女誘拐事件の被害者、斎藤杏花さんを妊娠させたのかを知りたい。

 

埼玉少女誘拐事件で逮捕された寺内樺風は父親、母親、妹の4人家族。

 

実家は大阪府池田市にあり、父親は防犯グッズの会社を経営しています。

 

また、寺内樺風の実家は金持ちだそうで、祖父は大学教授だったとか。

 

一族には高学歴者が多く、寺内樺風も地元の名門・大阪教育大学附属池田中学、大阪教育大付属池田高校出身。

 

高校卒業後は千葉大学工学部へ進学し、2回生の時には大学を自主休学して、カナダのバンクーバーに語学留学しています。

 

寺内樺風はこのような立派な経歴と恵まれた環境で育ったわけですが、カナダから帰国後の2014年3月10日、朝霞市に住む当時中学1年生の斎藤杏花さんを誘拐し、自宅で監禁。

 

それから約2年後の2016年3月27日、監禁されていた斎藤杏花さんがJR東中野駅の公衆電話から自宅と警察に助けを求め、無事保護されたのです。

 

一方、寺内樺風はというと、斎藤杏花さんが保護されたことをニュースで知り、逃亡。

 

しかし、警察に指名手配され、翌日、静岡県伊東市で逮捕されたのです。

 

そこで今回は、寺内樺風の現在や実家について調査してみました。

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寺内樺風の現在

寺内樺風は千葉大学へ進学する際、千葉に移住してきたといいます。

 

事件を起こしたのは2回生の時で、当時、中学1年の斎藤杏花さんを誘拐し、千葉の自宅で監禁。

 

その後は、2016年の春に都内の消防設備会社に就職が決まり、東京中野区のアパートへ移り住んでいたようです。

 

寺内樺風は中野区の自宅アパートでも斎藤杏花さんを監禁。

 

そして、同年3月27日、事態は急展開を迎えます。

 

斎藤杏花さんは隙を見て中野区の部屋を抜け出し、JR東中野駅の公衆電話から自宅に電話をかけ保護されたのです。

 

一方、指名手配されていた寺内樺風は、翌28日未明、静岡県伊東市内で確保。

 

逮捕時の寺内樺風は、自ら命を絶とうとして首にけがを負い、全身血だらけで歩いていたということです。

 

そして、現在の寺内樺風ですが、結論から言うとまだ刑務所で服役中です。

 

最初は川越少年刑務所に収監されて訓練を受講。

 

その後、どこの刑務所に移送されたかは不明ですが、懲役12年の判決が下っていますので、当分出所することはありません。

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寺内樺風の親の職業

寺内樺風の逮捕後、間もなくして父親の会社が判明。

 

寺内樺風の父親は「防犯設備士」という民間資格を持ち、「株式会社店舗サポート」という会社を経営していることがわかったのです。

 

では一体なぜ寺内樺風の親の職業がわかったのか?

 

それは、父親の会社が「e-防犯.com」というサイトを運営し、「インターホン」や「監視カメラ」などの防犯グッズの通信販売を手掛けていたからです。

 

父親は息子の逮捕を受けて、「e-防犯.com」のホームページ上で「弊社近親者に関する報道についてのお詫び」と題した謝罪文を掲載。

 

しかも、代表者が掲載してあったため、父親が寺内聡という名前であることが判明したのです。

 

(e-防犯.comのホームページに掲載された謝罪文)
e-防犯.comの謝罪文画像

 

そして、現在の「e-防犯.com」ですが、事件後はサイトを一時閉鎖して休業していたようです。

 

ところが、いつに間にかサイトは復活し、現在は通常どおり営業を再開しています。

寺内樺風の実家と家族

寺内樺風の実家住所は大阪府池田市綾羽で、阪急宝塚線の池田駅から徒歩5分ほどの住宅地にあります。

 

家は自宅兼事務所になっていて、父親が2011年ごろから防犯設備の販売店を経営。

 

また、4人家族とのことですが、他にも祖父母がいるということです。

 

ちなみに、祖母の話によると、逮捕された年の正月、寺内樺風は実家へ帰省していたといい、就職が決まったことから祖父母に「今までありがとうと」と、五千円ずつ渡したとか。

 

妹とも仲が良く、一緒に一泊旅行へ出かけたといいます。

 

寺内樺風の妹はネットの情報によると、2016年時の年齢は15歳だったとか。

 

この情報が本当なら、斎藤杏花さんも連れ去られた時は13歳で、寺内樺風の妹と同じ年ということになります。

 

また、当時の寺内樺風は女子高生が主人公の人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が好きだったとされているので、シスコン気質だった可能性があります。

埼玉少女誘拐事件の被害者の斎藤杏花さんを妊娠させた?

埼玉少女誘拐事件の被害者・斎藤杏花さんに関して、問題なのは性的行為があったのかどうかです。

 

結論から言えば、身体に触れたことはなく、妊娠させたということもありません。

 

ふつうに食事を与えていたくらいだそうです。

 

ただ、斎藤杏花さんに重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせた罪は重く、そのせいで現在も症状に苦しんでいるといいます。

 

当の本人は、さいたま地裁の第一審公判で懲役9年(求刑・懲役15年)が言い渡されました。

 

その時、弁護側は「統合失調症」を発病していることを主張。

 

しかし、責任能力があるとして、主張は退けられたのです。

 

また、寺内樺風はその前の公判で、「森の妖精です」「私はおなかが空いています。今なら、1個からあげクン増量中!」などとわけのわからないことを言ったり、奇声を上げるなどし、裁判が延期されていました。

 

そして、さいたま地裁の公判では、「発達障害(自閉スペクトラム症)の傾向にあった」との鑑定結果が出たことから、責任能力の程度が主な争点になったのです。

 

しかし結局、この事件は最高裁まで争われ、一審判決を破棄。

 

寺内樺風に懲役12年の実刑判決が下ったのです。

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