阿藤快の息子の母親は誰?死因は嫁と離婚して孤独死だった!?
2015年11月14日に急死した、俳優の阿藤快さん(享年69歳)の死因は「大動脈瘤破裂胸腔内出血」でした。
突然の死に「孤独死」という報道を見かけますが、実際はそのとおりだったのかもしれません。
と言うのも、亡くなった後、阿藤快さんの知られざる家族関係を週刊誌が報じているのです。
そこに書かれていたのは、2度の離婚と葬儀に嫁の姿がなかったこと。
ほかにも、似ている1人息子の阿藤基(もとい)氏との確執などが書かれていました。
生前の阿藤快さんは、自身のプライベートについてはほとんど語ることがなく、マネージャーすら知らなかったことが多々あったといいます。
さらに、家族について多くを語らなかったため、息子に関しても隠し子疑惑が出たほどだったそうです。
そこで今回は、阿藤快さんの息子の母親や死因などについてまとめてみました。
阿藤快と息子の阿藤基は似ている?
自身の誕生日に亡くなってしまった阿藤快さんの死因は、「大動脈瘤破裂胸腔内出血」でした。
生前の阿藤快さんといえば、旅番組やグルメのリポーターとしても活躍。
亡くなる前日まで普通に仕事をこなしていたといいます。
ですが、病気の予兆は亡くなる2カ月ほど前からあったらしく、テレビの医療系番組で心臓の血管が詰まっていると指摘されたり、周囲に「背中が痛い」と訴えることがあったようです。
専門家によると、背中の痛みは「大動脈瘤破裂の典型的な症状」なんだとか。
そのため、阿藤快さんは亡くなる1週間前にマッサージを受けるなどして、痛みに耐えながら活動していたそうです。
また、阿藤快さんが亡くなったときの状況はというと、東京都新宿区内の家賃20万円台のタワーマンションに一人暮らしで、倒れているのを阿藤さんのマネージャーが発見。
その後、事務所から連絡を受けて、妹と姪がそのマンションに駆けつけたそうです。
週刊誌によると、阿藤快さんは複雑な家族関係で、いろいろなことが謎だったとか。
通夜などの喪主は、阿藤快さんと似ていると言われている息子の阿藤基氏がつとめ、報道陣への対応は妹さんが行っています。
なお、離婚した嫁が葬儀に出席していたのかは不明。
他人ではドラマ「下町ロケット」で共演した阿部寛や、長年親交があった女優の名取裕子、グルメリポーターの後輩・彦摩呂、パンチ佐藤らが参列していたそうです。
阿藤快の息子の母親は誰?
阿藤快さんに似ていて”生き写し”とまで言われる、1人息子の阿藤基氏の職業は俳優ではありません。
トラック運転手を経て、現在は、東京・江戸川区の金属工場に勤務しているそうです。
(息子の阿藤基氏)
そして、息子の阿藤基氏の母親ですが、阿藤快さんは大学1年の時、女子美短大の学生だった人と1973年に結婚しています。
結婚当時の阿藤快さんは、すでに俳優として活動していました。
ですが、まだ収入が少なく、生活費は嫁が面倒をみていたそうです。
そのときに誕生したのが息子の阿藤基氏。
下積み時代、嫁に支えられた阿藤快さんは、その後、俳優として大成して行きましたが、93年ごろに離婚。
離婚理由は、お互いの生活目標が変わってきたからだったそうです。
そして、離婚する際、息子の基氏は母親との生活を選択。
それを機に息子の基氏と会うこともなくなり、家族関係について語るのを嫌がるようになったそうです。
また、阿藤快さんは、1995年に7歳年下の女性と再婚しているのですが、2人目の嫁とも数年後に離婚しています。
それ以来、1人で生活していた阿藤快さんは、自身のプライベートについてはほとんど語らず。
そのため、隠し子疑惑が浮上。
息子の基氏のことが知られていなかったのは、父親みたいに俳優をしてなかったため。
ですが、没後は阿藤快 追悼公演「居酒屋夢の郷 殺人事件」のスタッフとして舞台に協力したのです。
阿藤快の死因と離婚した嫁の現在
阿藤快さんが嫁と離婚していることなど知っていた人は、ごく一部の関係者だけでした。
また、生前は1人暮らしで家族がいなかったので、妹と姪が発見したとき、死後2日が経過していたそうです。
ちなみに、息子の基氏の母親は現在、布を使ってブーケを作る教室を開いて指導しているとか。
2人目の嫁の現在は明らかになっておらず、離婚理由も不明。
阿藤快さんは、自分のことをほとんど語らなかったため、離婚理由についても明かさなかったそうです。
ところで、阿藤快さんの死因となった「大動脈瘤破裂胸腔内出血」ですが、そもそも亡くなる2ヵ月前から異変が現れていたようです。
「大動脈瘤破裂胸腔内出血」とは、心臓から出ている太い血管(大動脈)にできた瘤(こぶ=大動脈瘤)が破れ、突然死することも多い病気。
緊急手術によって助かる率は10~20%程度だそうです。
それに、ほとんどが血管などの病気からくるのが孤独死と言われています。
孤独死する人の多くは1人暮らしの高齢者。
周囲に助けてくれる人がいないことから孤独死するケースが多いので、阿藤快さんに家族がいれば、助かっていたのかもしれません。