メアリと魔女の花の声優がひどい?パクリで評判悪い?(2024最新)
☆この記事はこのような人におすすめです。
・アニメ映画「メアリと魔女の花」の声優がひどいのかを知りたい。
・キャスト(遠藤憲一他)の声優の評価を知りたい。
・「メアリと魔女の花」はジブリのパクリなのかを知りたい。
・本編のあらすじを知りたい。
2017年に公開された長編アニメ映画「メアリと魔女の花」は、スタジオジブリを退社した米林宏昌監督と、西村義明プロデューサーがタッグを組んで作った作品。
内容は「魔法の花(夜間飛行)」をめぐる冒険物語で、少女の勇気と成長を描いています。
そして声優には、主人公・メアリ役を女優の杉咲花、メアリの友人の少年・ピーター役を俳優の神木隆之介が担当。
杉咲花演じるメアリは、赤毛とそばかすが特徴の人間の少女で年齢11歳。
神木隆之介演じるピーターは、村で新聞配達をしている12歳の少年で、始めはメアリのことをからかうが、その後はメアリと旅をすることになります。
また、そのほかにも俳優の遠藤憲一や、タレントの満島ひかり、女優の天海祐希らが本作品のキャスト声優に参加。
遠藤憲一が演じるのは、庭師のゼベディ役、満島ひかりは赤毛の魔女役
天海祐希は魔法学校の校長マダム・マンブルチュークを担当しています。
そこで今回は、「メアリと魔女の花の声優が下手でひどい」と酷評されていることなどについて、世間の反応を探ってみました。
映画 メアリと魔女の花の声優が下手でひどい?
長編アニメ映画「メアリと魔女の花」のテーマは、主人公・メアリの一歩踏み出す勇気。
途中で魔法の力を失ったメアリの一歩踏み出す勇気と成長には、主題歌になっているセカオワの「RAIN」の歌詞にも現れています。
ただ、この作品には主題歌がピッタリでも、「声優が合ってない」という感想が多く聞かれました。
本作品の声優は、主人公・メアリ役を杉咲花。
少年・ピーター役を神木隆之介が務めているのですが、神木はまだしも杉咲花は評価されていません。
というのも杉咲花は、「思い出のマーニー」の彩香役で声優を務めたことはありましたが、主演声優は初めて。
前回の「思い出のマーニー」のときは下手と言われていなかったのに、メアリ役では「棒読みでひどい」と酷評されているのです。
そのうえ杉咲花演じるメアリは、快活な性格。
それゆえに感情の起伏が激しく、セリフも多いので難しい役どころを演じなければならないのです。
たとえばメアリの「うるさいなー、私だって変わりたいと思ってるんだから。」「魔法なんていらない」と言うセリフが出てきますが、杉咲花の声に合っていません。
また、メアリの外見は赤毛とそばかすが特徴の人間の少女で、不器用で失敗ばかり。
劇中では魔女の花(夜間飛行)を手にし、不思議な力を手に入れて魔法の国に行きますが、ついたウソにより、友達のピーターに危機が訪れてしまいます。
杉咲花はアフレコでは、身振り手振りを交えながら臨んでいたようですが、メアリの気持ちは伝わってこず。
本業の女優はともかく、声優の方はまだまだのようです。
※メアリと魔女の花の日本語吹き替え声優一覧
メアリ・スミス/杉咲花
ピーター/神木隆之介
マダム・マンブルチューク/天海祐希
フラナガン/佐藤二朗
シャーロット/大竹しのぶ
赤毛の魔女/満島ひかり
ドクター・デイ/小日向文世
ゼベディ/遠藤憲一
バンクス/渡辺えり
猫のティブ/大谷育江
猫のギブ/Lynn
犬のコンフューシャス/?
メアリと魔女の花のキャスト声優の評価
長編アニメ映画「メアリと魔女の花」の声優が「下手でひどい」と言われているのは、なにも杉咲花だけではありません。
エンドア大学の魔法科学者・ドクター・デイ役を演じた小日向文世なんかは、本作品が声優デビューだったため、低評価。
ドクター・デイという個性的な役を務めたのですが、セリフはロボットがしゃべっているような感じでした。
では、ジブリお抱えの神木隆之介が演じたピーターの評価はどうなのか?
神木隆之介といえば、「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城 」。
米林監督の「借りぐらしのアリエッティ」にも出演してるし、 「君の名は。」と様々な吹き替えを務めてきた実績があります。
そのため、声優は慣れたもので本作品でも評価が高いです。
その他にもメアリの大叔母・シャーロット役の大竹しのぶ、エンドア大学の校長マダム・マンブルチューク役の天海祐希の演技もまずまず。
ただ、エンドア大学にあるほうき小屋の番人・フラナガン役の佐藤二朗、赤い館の庭師・ゼベディ役の遠藤憲一の演技がいまいちです。
佐藤二朗演じるフラナガンは、メアリを新入生だと勘違いして、エンドア大学まで案内する役。
ねずみのような姿をして好感を持てるキャラクターなので、佐藤二朗に合っているのですが、かんじんのセリフが棒読みだったのです。
佐藤二朗はナレーションもしてるし、声優も初めてではありません。
これまで声の仕事を多くこなしているだけに、期待はずれだったのです。
また、庭師・ゼベディ役の遠藤憲一も佐藤二朗と同じく声の仕事が多く、声優に関しても多くの作品に出演しています。
遠藤憲一演じるゼベディは、物静かなキャラクターで頼れる存在。
セリフには「庭師は庭の一部だからな」、「もっとも猫というものは、誰かのものにはなりゃせんよ」といった名言を残していて、聞く分には違和感を感じさせませんでした。
なのに上手いと思えなったのは、どうやら2人ともセリフ時に顔が浮かんでくるのが原因だったようです。
メアリと魔女の花はジブリのパクリで評判悪い?
長編アニメ映画「メアリと魔女の花」の原作は、Mary Stewart著のイギリスの児童文学本「The Little Broomstick」。
この作品を「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督と西村義明ロデューサーが、日本屈指のクリエーターたちを集め、制作。
しかし、映画を見た人からは「ジブリのパクリ」と評判が悪いのです。
まず、そのことについて言っておかなければならないのは、「メアリと魔女の花」はジブリじゃないし、パクリでもありません。
たしかに米林宏昌監督と西村義明ロデューサーは、スタジオジブリ出身。
ですが、スタジオジブリ制作部は2013年の宮崎監督の引退を伴い、2014年に解散。
退社後、2人は新しいスタジオを立ち上げ、ゼロからスタートしています。
その新しいスタジオというのが「スタジオポノック」で、「メアリと魔女の花」が第1作目の長編アニメ作品というわけです。
2015年に誕生した「スタジオポノック」は、まだまだ小さなアニメーションスタジオ。
社名のポノックの意味は、クロアチア語で新しい1日「午前0時」を表す言葉だとか。
長年ジブリの作品に携わってきた米林監督は、「1番最初の1歩だから力強い作品を作りたかった」という理由から、元気な女の子を描いたのです。
ところが、作品の方は宮崎ワールド全開で、魔女やホウキ、猫のティブとギブが出てきて魔女の宅急便とかぶる。
他の演出も「となりのトトロ」、「天空の城ラピュタ」、「ハウルの動く城」と、ジブリを彷。
これらの要因が「ジブリのパクリ」と評判を悪くしているのです。
ですが、新しく設立した「スタジオポノック」では、ジブリの志を継いだ作品を作りたいという理由から、ジブリ同様手描きの表現にこだわって制作。
なので、どうしてもよく似たビジュアルになりやすいし、米林宏昌監督と西村義明ロデューサーはあえてジブリ色を出したのです。
ただ、「メアリと魔女の花」がジブリと違うのは、話の内容がシンプルなところ。
ごちゃごちゃしていないので分かりやすいですが、反対に「シンプルすぎて面白みに欠けている」という感想も聞かれます。
※メアリと魔女の花のあらすじ
明朗で快活、天真爛漫だが、不器用で毎日に不満を抱えている赤毛にそばかすの少女メアリ(声:杉咲花)。
ある日、赤い館村に引っ越してきたメアリは、森で7年に一度しか咲かない不思議な花《夜間飛行》を見つける。
それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。
一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学“エンドア大学”への入学を許可される。
しかし、メアリがついたたったひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく……。
メアリは、魔女の国から逃れるため「呪文の神髄」を手に入れ、すべての魔法を終わらせようとするが、そのときメアリはすべての力を失ってしまうのだった。
次第に明らかになる“魔女の花”の正体。メアリに残されたのは、一本のホウキと小さな約束。
魔法渦巻く世の中で、ひとりの無力な人間・メアリが、暗闇の先に見出した希望とは何だったのか……。
引用元:movie walker