筒塩侑子ちゃんの姉が犯人はガセ!霊視は的中していた?

筒塩侑子ちゃんの画像

☆この記事はこのような人におすすめです。

・岡山県津山市で起こった「筒塩侑子ちゃん事件」の犯人・勝田州彦について知りたい。

・姉が犯人に疑われていた理由を知りたい。

・犯人が逮捕される前に霊視で浮かんだ犯人の名前について知りたい。

 

2004年9月3日、岡山県津山市で当時小学校3年生だった筒塩侑子(つつしおゆきこ)ちゃんが命を奪われた事件は、発生から14年経って犯人が逮捕されました。

 

逮捕されたのは別の殺人未遂事件で服役中だった勝田州彦(かつたくにひこ)。

 

勝田州彦は下校中の筒塩侑子ちゃんを尾行し、自宅に侵入して命を奪ったのです。

 

そこで今回は勝田州彦の犯罪歴や両親のこと。

 

犯人が逮捕されるまで筒塩侑子ちゃんの姉が疑われていた理由などについてまとめてみました。

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筒塩侑子ちゃんの姉が疑われていた理由

当時小学校3年生で9歳だった筒塩侑子ちゃんが命を奪われた「津山小3女児殺害事件」は、2004年9月3日午後3時15分頃に発生しました。

 

この事件は、当時15歳の姉が一番最初に筒塩侑子ちゃんが倒れているのを発見。

 

姉は筒塩侑子ちゃんが帰宅後、20~30分して学校から帰って来ているので、犯人はその間に犯行に及び逃走していたのです。

 

また、当時の状況はというと、玄関の鍵はかかっておらず、筒塩侑子ちゃんが持っていた鍵はランドセルと一緒に室内に残されていたそうです。

 

さらに、筒塩侑子ちゃんに防御痕が見当たらなかったとか。

 

近隣住民も鳴き声や不審な物音を聞かなかったことから、当初は顔見知りの犯行とされ、知り合いや家族に疑いの目が向けられたのです。

 

そこで、犯人として疑われたのが第一発見者の姉でした。

 

その理由は唯一、姉だけアリバイがなかったからです。

 

事件当日、母親は仕事に出ており、父親・祖母も外出。

 

長男はまだ中学校に居たため、それぞれにアリバイが成立していたのです。

 

ちなみに、噂では筒塩侑子ちゃんと姉は血がつながっていない姉妹だとか。

 

また、「妹の筒塩侑子ちゃんばかり両親から可愛がられていた」という噂もあったほどです。

 

要するに、「姉が可愛がられる妹を恨んだ末の犯行説」が独り歩きしていたのでした。

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筒塩侑子ちゃんの犯人は勝田州彦

2018年5月30日、筒塩侑子ちゃんの「津山小3女児殺害事件」が発生から14年近くたって急展開を迎えます。

 

犯人として逮捕された勝田州彦は2015年5月、兵庫県姫路市の路上で当時中学3年の女子を襲って兵庫県警に逮捕され、懲役10年の実刑で岡山刑務所に服役中でした。

 

この勝田州彦という人物は、2000年に兵庫県内で女児に暴行を加え、逮捕。

 

さらに、2009年にも兵庫県内で、5人の女児にけがを負わしたとして逮捕され、懲役4年の実刑判決を受けていました。

 

結局、延べで10件以上の前科があり、地元の加古川では”超要注意”として知られていた人物。

 

そんな男なので、岡山県警は筒塩侑子ちゃんの事件にも関与しているとみて、2015年から勝田州彦に対し、獄中で聴取を繰り返していたそうです。

 

勝田州彦の画像

 

それに、勝田州彦は「かわいい子ばかりを狙った犯行を繰り返していた」とのことですが、一体どんな家庭に育ったのでしょうか。

 

調べてみると、勝田州彦の両親は兵庫県警の警察官。

 

小さい頃から母親に甘やかされて育ち、引きこもりからアニメオタクになったとされています。

 

また、学生時代は目立つ存在ではなく、高校卒業後は海上自衛隊に勤務。

 

しかし、集団行動になじめず半年で退職し、以降は郵便局や運送会社など、様々な会社に勤めていたということです。

筒塩侑子ちゃん事件の犯人名が霊視で的中?

筒塩侑子ちゃんの「津山小3女児殺害事件」は、勝田州彦が逮捕されるまで延べ4万人を超える捜査員を投入。

 

それでも犯人に結びつく有力な手がかりはなく、解決の糸口が見えないことから、霊視や透視といった超能力捜査まで行われました。

 

この「超能力捜査」は、何としてでも犯人を逮捕したいと願う家族の要請でテレビ局が特集を組み、海外から元・FBIプロファイラーらを招集。

 

その際、ガブリエル・クロフツ氏という霊能力者が気になることを口にしているのです。

 

それは、犯人の名前に「Sa」、「tor」という音が含まれているというもの。

日本語読みすると「Sa」=”さ”

「tor」=”とーあ”です。

 

ただ、”さ”は分かるとしても、”とーあ”が付く名前なんて聞いたことがありません。

 

もしかして「tor」は日本語が話せない外国人特有の発音で、「tor」=”た”、もしくは”とう”

と言いたかったのかもしれません。

 

その場合、「Sa」と「tor」をつなげると、”さとう”、”さた”ということになります。

 

しかし、逮捕されたのは勝田なので、ガブリエル・クロフツ氏の霊視は不的中。

 

今になって思うと、的中していたのは勝田の”た”一文字だけなのでした。

事件直前に勝田州彦が目撃されていた?

筒塩侑子ちゃんの件は、当初顔見知りの犯行で9歳上の姉に疑いの目が向けられていたわけですが、事件直前、通学路の途中で「ボサボサ髪の若い男」が目撃されていました。

 

男は筒塩侑子ちゃんの自宅から南西に約100メートル離れた高架の下で「近くにいた女児に向かって薄笑いしていた」とのこと。

 

その男こそが勝田州彦だった可能性があるのです。

 

また、捜査が進む中、ある重大な証言がもたらされていました。

 

それは、自宅の鍵についての重要情報で、事件当日全員が留守のはずの自宅玄関ドアが開いていたというもの。

 

この情報は、筒塩侑子ちゃん宅を訪れたメール便の配達業者の証言で判明。

「チャイムを押しても返答がなかったが、玄関のドアが開いていたため、配達物を玄関の中に置いた」と証言しています。

 

さらに、その後に訪問販売員が訪れ、玄関のドアを開けて「誰かいませんか?」と声をかけたといいます。

 

しかし、母親は鍵を閉めて出かけたことを記憶しているため、誰もいないはずの自宅玄関ドアの鍵が開いていることはあり得ない。

 

ということは、母親の外出後の約10~15分の間に勝田州彦が筒塩侑子ちゃん宅の鍵を開けたことになります。

 

ちなみに、筒塩侑子ちゃん宅では、外出する際にスペア用の自宅の鍵を玄関脇の牛乳受けに入れていました。

 

つまり、母親の外出後、配達業者と訪問販売員が訪問した際、勝田州彦はその鍵で一度自宅に侵入していた可能性があるのです。

 

また、事件発生の半年前、自宅の駐車場に置いてある自動車のタイヤホイールのボルトがすべて緩められ、もう1台あった自動車のワイパーがもぎ取られるといった嫌がらせがあったそうです。

 

ほかにも、「筒塩侑子ちゃん宅の付近に停車している不審な乗用車を見た」という目撃情報も近隣住民から多数寄せられていたとか。

 

これらがすべて勝田州彦のしわざなら、念入りに調査した上で犯行に及んだ可能性があったことになるのです。

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