黒崎愛海さんの犯人の名前と顔画像を公開!年齢は26歳だった!
日本からフランス東部ブザンソンに留学している女子大生・黒崎愛海さん(21)が行方不明になっている事件で、関与した疑いが強いとみられる犯人の名前が、顔画像付きで報じられた。
仏検察当局が国際手配しているのは黒崎さんの元交際相手「ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者」。
これまで、逃走している犯人は20代の男であることしか分かっていなかったが、今回の報道で、犯人の名前や年齢が26歳であること。
さらに画像の公開により顔も判明した。
現在、犯人は電車でフランスを出国し、別の国から、すでにチリに帰国したとみられており、フランスの捜査当局はCPO(国際刑事警察機構)を通じて、「拉致」と「監禁」の疑いで、国際手配をして捜査を進めている。
黒崎愛海さんの犯人の名前と顔画像
筑波大学からフランス東部ブザンソンのフランシュコンテ大学に留学生として語学を学びに来ていた黒崎愛海さんが、12月4日から行方不明になっている事件で、関与した疑いがあり、現在逃走中の男はチリ国籍の20代の男であることが判明していた。
黒崎さんは、12月4日、ダンスの練習後に犯人の男に会い、一緒に食事したあと黒崎さんの寮に戻ったが、その後行方がわからなくなっている。
複数の留学生が、「寮の中で叫び声を聞いた」と話していることから、警察は、寮から1人で立ち去った男が、何らかの犯行に関わったとして行方を追っていたが、5日付のフランス全国紙パリジャンは、新たに犯人の名前をニコラス・セペダ・コントレラス容疑者(26歳)ということを顔画像付きで報じた。
(黒崎愛海さん事件の犯人・ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者)
ただ、依然として黒崎さんの行方が分かっていない。黒崎さん不明から約2週間後に目撃したというカフェ店員が「見たのは本人に間違いない」と証言していることから黒崎さんの存命に希望が湧いたが、地元警察はこれを否定。
一方、フランスのテレビ「フランス3」は28日、同じカフェの店員の話として、黒崎さんに似た女性が19日の午後、店で2時間ほど過ごした後、銀行カードで12ユーロを支払ったことなどを伝えている。
だが、これもこれまでの警察の話では、黒崎さんのカードは、4日以降、使われた形跡がないと話してることから人違いの可能性が高まった。
現在逃走中の犯人は携帯電話を変えながら移動したり黒崎さんになりすまして友人にメッセージを送ったりと、足取りを追いにくくするための工作をしていたといわれている。
しかも犯人の男は別の事件にも関与した疑いが浮上。今月中旬に黒崎さんが住んでいた東部ブザンソン市の隣の県で女性の亡骸が見つかっているとのこと。
あとは黒崎さんが無事見つかることを信じるだけだ。
フランス 留学生 行方不明 犯人は黒崎愛海さんの元彼だった
犯人のニコラス・セペダ・コントレラス容疑者は、フランス語やスペイン語のほか、日本語も話すことができ、数年前には日本での滞在歴があり、その際、留学生の交流イベントなどで黒崎愛海さんと知り合ったとみられるという。
これまでの報道では、黒崎さんは行方不明になる直前、犯人の男と無料通信アプリ「メッセンジャー」を使って英語で数回にわたり、やり取りをしていたことが分かっていた。
当初は現地で知り合って男と交際していたと思われたが、実は日本で知り合った元彼だったということだ。
警察は、ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者が当初から犯行目的で行動していたとみており、事件の数日前の今月1日から4日の間にブザンソンに入り、7日にフランスを出国。
地元メディアによると、この間、計画的に行動し、周到に足取りを消しているため、警察は、男が当初から、犯行目的で行動していたとみている。
そして、ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者が潜伏している国について、一部報道ではチリに帰国しているとのこと。
警察も把握しているといい、身柄の確保に全力を挙げている。