から紅の恋歌の真犯人は?声優がひどいし和歌の意味も分からない?

コナン から紅の恋歌の画像

☆この記事はこのような人におすすめです。

・2017年公開映画「名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)」の真犯人を知りたい。

・コナン「から紅の恋歌(ラブレター)」の声優を知りたい。

・劇中に出てくる和歌の意味を知りたい。

・ゲスト声優の評価、あらすじを知りたい。

 

「名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)」は、劇場版コナンシリーズの第21弾となる人気作品。

 

物語は「百人一首」を題材にしたラブミステリーで、大阪・京都が舞台となっています。

 

また、劇場版コナンシリーズといえば、毎回ゲスト声優に注目が集まっています。

 

本作品では、お笑い芸人・宮川大輔と女優・吉岡里帆がそれぞれ担当する登場人物の声優を担当。

 

2人は声優が初挑戦で、宮川大輔が演じたのは「かるた名人」の関根康史。

 

吉岡里帆は、平次や和葉と同じ改方学園のかるた部の部長・枚元未来子の声優を務めています。

 

そこで今回は、映画「名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)」の真犯人の動機、百人一首の和歌の意味、キャスト声優などについてまとめてみました。

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コナン から紅の恋歌(ラブレター)の真犯人をネタバレ

ここからは映画「名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)」の真犯人と動機について、ネタバレしています。

 

ストーリーの構成ですが、簡単にまとめると、序盤は小五郎らと対談する予定だった「皐月会」会員の矢島俊弥が、自宅でかるた大会決勝戦のDVDを鑑賞中、何者かに撲殺されるというもの。

 

後にその現場に現れた「皐月会」所属のカメラマン・関根康史が、コナンと平次に怪しまれるも犯人ではありませんでした。

 

そして次に起こった事件はテレビ局の爆破。

 

この爆破で避難中、かるたを取りに戻った枚本未来子が右腕を骨折してしまい、出場予定だった高校生皐月杯を辞退。

 

代わりに平次の幼なじみ・遠山和葉が皐月杯出場を余儀なくされ、決勝で恋のライバル・大岡紅葉と対戦することになります。

 

物語の中盤は和葉、紅葉、平次の三角関係でもつれるなどのラブストーリーが展開されたり、皐月杯出場に向けて和葉が、平次の母で競技かるたの元クイーン・服部静華に指導を受ける場面も。

 

また、このころになると矢島俊弥の撲殺、テレビ局爆破の犯人が段々と絞れてきます。

 

コナンと平次は、紅葉の師匠で5年前から失踪している京都の競技かるた団体「名頃会」の代表・名頃鹿雄を犯人候補にあげるのです。

 

そして物語の終盤、ついに犯人が判明。

 

ネタバレになりますが、犯人はゲスト声優でもなく、名頃でもなく、高校生皐月杯会場の物置に爆弾を仕掛けた阿知波研介の元秘書海江田藤伍でもありません。

 

真犯人は「皐月会」の会長・阿知波研介(あちわけんすけ)。

 

阿知波研介の画像

 

阿知波会長は一連の事件を元秘書の海江田に実行させていた人物。

 

動機は、自分の妻・皐月を守るためで、すべて名頃の犯行に見せかけていたのです。

 

名頃は5年前に阿知波会長の妻・皐月にかるたの勝負を挑み勝利。

 

ところが、皐月は圧倒的有利な状況だったにも関わらず敗北し、名頃の命を奪ってしまいます。

 

そのことを知った阿知波会長は、事件を隠し続けることで妻の名誉を守っていたのです。

 

結局、物語序盤に「皐月会」会員の矢島俊弥が命を奪われたのは、阿知波会長が海江田に命じて実行させていた。

 

動機は、かるたに名頃の血と指紋がついているのを矢島に気づかれてしまったから。

 

海江田に命じて実行させたテレビ局の爆破も、動機は保管されているかるたをTV局ごと爆破し、全ての罪を名頃になすりつけ、闇に葬り去るつもりだったのです。

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コナン から紅の恋歌(ラブレター)和歌の意味は?

映画「名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)」は、百人一首を題材にしており、ストーリーの中にもいろんな和歌が紹介されています。

 

競技かるた大会の出場経験がない和葉が、皐月杯に出場することになった際、平次の母・静華に指導を受ける場面でも和歌が登場。

 

皐月杯で勝つために得意札を得るようアドバイスを受けた和葉でしたが、どの札を得意札にするかに悩みます。

 

そこで蘭が「私だったらこの札を選ぶ」と和葉に言ったのが、紫式部の和歌「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」。

 

意味は『せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように。』

 

まさに工藤新一を思う蘭の心情をあらわした歌なのです。

 

一方、和葉が選んだのは、平兼盛の和歌「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」。

 

意味は『心に秘めてきたけれど、顔や表情に出てしまっていたようだ。私の恋は、「恋の想いごとでもしているのですか?」と、人に尋ねられるほどになって。』。

 

これは和葉自身の気持ちをあらわした歌でした。

 

ちなみに映画タイトルの韓紅(からくれない)とは、紅花で染めた濃い紅赤色をあらわしています。

コナン から紅の恋歌(ラブレター)のゲスト声優がひどい?

映画「名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)」は、ゲスト声優が「ひどい」、「下手」と酷評されているようです。

 

本作品のゲスト声優は宮川大輔と吉岡里帆で、ともに声優は初挑戦。

 

2人とも出身が京都な上、関西弁なので、今回の声優に抜擢されたのでしょうが、初めてのためか「下手」、「ひどい」との評価が下されているのです。

 

とくに宮川が演じた関根康史は、かるた名人であるとともに名頃失踪時には紅葉といっしょに「皐月会」へ移り、真犯人に結びつく大事な登場人物のひとり。

 

なのに、演技の方がひどいため、関根の登場シーンは残念なことになってしまっているのです。

 

どちらかというと、序盤の方しか出てこない吉岡里帆の方がマシ。

 

演じた枚元未来子は、平次や和葉と同じ改方学園の2年生で、かるた部の部長という設定。

 

コナン恒例のゲスト声優が「真犯人」ということでもなかったのです。

 

※コナン から紅の恋歌(ラブレター)キャスト声優一覧

・江戸川コナン/高山みなみ

・毛利蘭 /山崎和佳奈

・毛利小五郎/小山力也

・服部平次/堀川りょう

・遠山和葉/宮村優子

・鈴木園子/松井菜桜子

・灰原哀 /林原めぐみ

・阿笠博士/緒方賢一

・吉田歩美/岩居由希子

・小嶋元太/高木渉

・円谷光彦/大谷育江

・大岡紅葉/ゆきのさつき

・伊織無我/小野大輔

・関根康史/宮川大輔

・枚本未来子/吉岡里帆

・服部平蔵/山路和弘

・服部静華/勝生真沙子

・遠山銀司郎/てらそままさき

・大滝悟郎/若本規夫

・綾小路文麿/置鮎龍太郎

・阿知波研介/阪脩

・阿知波皐月/吉田美保

・海江田藤伍/石井康嗣

・名頃鹿雄/一条和矢

・矢島俊弥/石川英郎

コナン から紅の恋歌(ラブレター)あらすじ

大阪のシンボル・日売テレビで爆破事件が発生する。

その時、日本の百人一首会を牽引する皐月会が開催する皐月杯の会見収録が行われており、突如の事態に局内は混乱する。

崩壊していくビルの中に、西の名探偵・服部平次(声:堀川りょう)とその幼馴染・遠山和葉(宮村優子)だけが取り残されるが、間一髪の所で駆け付けたコナン(高山みなみ)が無事救出する。

まるでテロのような事件だが、犯行声明もなく犯人の目的もわからない不可解な状況に、コナンと平次は違和感を覚える。

爆破騒動の最中、コナンたちは平次の婚約者だと言い張る競技かるたの高校生チャンピオン・大岡紅葉という女性と出会う。

ひょんなことから和葉は平次を懸けて紅葉と百人一首の勝負をすることになり、実力者である平次の母・静華のもとで特訓を始める。

時を同じくして京都・嵐山の日本家屋で、皐月杯の優勝者が殺される。

その時、殺害現場のモニターに紅葉の姿が映し出されていた。

そして被害者の周りには、数多のかるた札が散らばっていた。大阪府警・京都府警とともにふたつの事件に関係する皐月会の捜査を始めるコナンと平次。

すると、百人一首にまつわる共通点を持つ謎が捜査線上に次々と浮かび上がる。

ふたつの事件がひとつに繋がるとき、運命の歯車が加速し始める……。
引用元:moviewalker

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