勝田州彦は鵜瀬柚希事件の犯人?父親や母親の家族構成は?(2024最新)
☆この記事はこのような人におすすめです。
・2007年10月16日に兵庫県加古川市別府町で発生した「加古川小2殺人事件」について知りたい。
・犯人は筒塩侑子ちゃん事件で逮捕された勝田州彦なのかを知りたい。
・被害者の鵜瀬柚希(うのせゆずき)ちゃんの家族構成を知りたい。
「加古川小2殺人事件」の被害者は、当時小学2年生だった鵜瀬柚希(うのせゆずき)ちゃんですが、事件発生から10年以上経ってもいまだ犯人が捕まっていません。
捜査の方では当初、警察は鵜瀬柚希ちゃんが逃げようとした様子がないことに注目。
犯行状況などから、「顔見知りによる犯行の可能性が高い」と判断して、近隣住民や母親、父親といった家族の交友関係などを洗いました。
しかし、有力な手掛かりは得られず。
ただ、この事件の犯人に関して不可解な点が見つかっています。
それは鵜瀬柚希ちゃんが襲われた後、「男が叫ぶような声を聞いた」との情報で、直後に叫び声を上げながら自転車で走り去る覆面姿の男が目撃されているのです。
さらに警察は、怪しい人物が浮上したとして、ある男を事情聴取していました。
すると、その男は疑われていることを苦に自ら命を絶ったということです。
また、2015年5月に兵庫県姫路市で女子中学生に大けがを負わせて逮捕された、勝田州彦が鵜瀬柚希ちゃんの犯人ではないか?といったウワサが立っています。
ただ、これまでこういった怪しい人物が何人も浮上していますが、結局犯人に結びついていません。
そこで今回は、未解決の「加古川小2殺人事件」についてまとめてみました。
加古川小2殺人事件の概要
「加古川小2殺人事件」は、2007年10月16日午後6時ごろ、兵庫県加古川市別府町で発生。
被害者の鵜瀬柚希ちゃんは、公園から自転車で帰宅し、自宅の裏に自転車を止め、玄関に回るまでの路地で何者かに襲われたのです。
犯行時間わずか1分。
家族が悲鳴を聞き、路地に出ると鵜瀬柚希ちゃんが倒れていたといいます。
その後、第一発見者である母親の通報で、2分後に消防が到着。
このとき鵜瀬柚希ちゃんは犯人について聞かれ「大人の男の人」と答えたそうです。
また、事件発生時、鵜瀬柚希ちゃんの自宅西側では、福祉施設の職員らが市道工事を行っていたのと、家の南側では住民が畑仕事をしていたことが確認されています。
それぞれが作業中だったということは、自宅周辺には人がいたことになるため、警察は「待ち伏せるにしても、通り魔的に襲うにしても難しい」と判断。
ただ、自宅東側には高い植え込みなどで死角になる場所があり、そこに犯人が隠れていた可能性は十分考えられます。
しかも、自宅南に広がる空き地や田畑に不審な足跡は発見されていないため、「犯人は周辺の地理にも詳しい」との見方が強まっているのです。
そんな状況の中でも、警察はこれまで延べで3万7千人の捜査員を投入。
聞き込みなどを続けてきましたが、有力な手掛かりは得られていないのです。
勝田州彦は鵜瀬柚希ちゃんの犯人?
鵜瀬柚希ちゃんの犯人に関して、有力な手掛かりは得られていませんが、「怪しい男を目撃した」との証言はあります。
その男は、自転車を押して自宅裏側へと入っていく鵜瀬柚希ちゃんの数メートル後ろで、大人用の自転車に手を添えて立っていたのだとか。
警察は鵜瀬柚希ちゃんを待ち伏せしていた可能性もあるとみて、男の特定に急いだようですが、結局犯人に結びつく証拠はつかめなかったのです。
また、この男と同一人物なのか定かではありませんが、事件発生直後、自転車に乗った覆面姿の怪しい男を複数の人が目撃。
覆面姿の男は、現場から西に約80メートル離れた幹線道路を大声を上げながら走り過ぎて行ったそうです。
なお、兵庫県内では、この事件が発生する前年の2006年9月、鵜瀬柚希ちゃんが住む加古川市に近い「たつの市新宮」で、小4女児が路上で襲われ重傷を負う事件が発生しています。
他にも、2007年に小学2年生の女児が刺殺された事件があったのですが、このときも犯人は男で、現在も逃走中。
鵜瀬柚希ちゃん事件と同じく未解決となっており、同一犯の可能性が示唆されているのです。
そこで、2015年5月に逮捕された勝田州彦が鵜瀬柚希ちゃんの犯人の可能性について迫ってみようと思います。
勝田州彦の自宅は、鵜瀬柚希ちゃんが住んでいた自宅から1~2キロの距離にある加古川市平岡町新在家。
家が近いことに加え、前科として2000年に加古川市の隣の明石市で女児の腹を殴り逮捕されています。
さらに、2009年7~10月には兵庫県の姫路市、三木市、太子町で、小学1年から高校3年の少女計5人の腹部をすれ違いざまに殴るなどして4年の懲役刑。
出所後の2015年5月、ふたたび姫路市で女子中学生に大けがをさせたとして、懲役10年の判決が下っていました。
そして、岡山刑務所に服役中だった2018年5月30日、岡山県津山市の当時小学校3年生だった筒塩侑子(つつしおゆきこ)ちゃん殺害を自供し逮捕。
勝田州彦に関しては、まだ他にも余罪が多数あるとされていることや、手口に類似点があることから、鵜瀬柚希ちゃんの犯人の可能性は十分にありそうです。
鵜瀬柚希の家族構成
鵜瀬柚希ちゃんの家族構成は、姉妹3人と母親、祖父母、母親の兄弟2人の計8人暮らし。
父親はいなくて、鵜瀬柚希ちゃんは3人姉妹の次女になります。
また、家族の中で鵜瀬柚希ちゃん一人だけが苗字が違います。
その理由は、母親と父親が離婚しているから。
鵜瀬柚希ちゃんだけが父親の姓を名乗っていたのです。
※鵜瀬柚希ちゃんの家族構成
祖父・水間(みま)一(当時54・土木作業員)
祖母・水間?
母親・水間江梨香(当時27・無職)
長女・水間?(当時小学3年・現在専門学生)
次女・鵜瀬柚希ちゃん(当時小学2年)
三女・水間?(当時幼稚園・現在高校生)
母親の弟・水間?(当時高校生)
母親の弟・水間?(当時中学生)
水間家は、事件発生の20年以上前に引っ越してきたらしいのですが、近所付き合いはなく、祖父母が何をやっているかとか、娘がいつ出戻ってきたのか、皆知らなかったといいます。
家族は近所で浮いた存在で、鵜瀬柚希ちゃんの葬儀は、創価学会の友人葬でしめやかに送られたそうです。
ちなみに、鵜瀬柚希ちゃんの母親は150cmほどの小柄で細身の美人。
離婚した父親は、母親と小・中時代の同級生で、キムタク似だとか。
その父親は、中学卒業後、土木作業員の祖父と一緒に働き、母親が高校を卒業した後に結婚したそうです。
そして、結婚後はアパートに住んでいたらしいのですが、間もなくして、父親が転職。
当時、同じアパートに住んでいた人の話によると、父親はほとんど帰ってこなかったのか、見かけたことはなく、母親とは口をきいたことがなかったそうです。
いずれにせよ、鵜瀬柚希ちゃんはかなり複雑な家庭で育っており、犯人が捕まらないのは「警察の初動捜査のミス」が原因。
あとは、今後の話として、勝田州彦が鵜瀬柚希ちゃんの関与を自供するのかに注目が集まります。