原田実里さんの彼氏の現在は?DNA採取に時間が掛かっていた!

ランパノジェリコモリ 画像

平成16年1月に起きた茨城大農学部2年の原田実里さん(当時21歳)の事件で、フィリピン国籍の男が逮捕された。

 

逮捕されたのは、岐阜県瑞穂市祖父江の工員、ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(35)。

 

原田実里さんの体に付着していた遺留物とDNAが一致した。

 

調べに対してランパノ容疑者は「仲間と遊んでいるときに原田さんを見かけ、犯行に及んだ」と供述。

 

しかも原田実里さんとランパノ容疑者に面識がなかったことから、行きずりの犯行だったことが判明している。

 

県警は、原田実里さんがランパノ容疑者や一緒にいたフィリピン国籍の男2人に偶発的に狙われ、被害に遭った可能性があるとみており、Icpoに捜査協力を求めるなどし、2007年に日本を出国した共犯者の男2人の行方を追っている。

 

この事件は発生当初、原田実里さんの彼氏が「怪しい」と、犯人扱いされていた。

 

しかし、13年経ってようやく真犯人のひとりを逮捕。

 

13年もの間、疑いをかけられていた彼氏の気持ちを思うと、その苦しみは、どれほど耐え難いことだっただろうか。

 

そんな彼氏の現在は、茨城県内で公務員として働いているという。

 

彼女の命が奪われた悲しみは消えないだろうが、犯人逮捕でようやく平穏な生活を取り戻せたのではないだろうか。

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原田実里さんの事件で犯人扱いされた彼氏の現在

この事件は、2004年1月31日、茨城県阿見町に住む茨城大農学部2年の原田美里さん(当時21歳)が午前0時頃、自宅アパートから外出し、翌朝約6キロ離れた清明川河口付近で発見された事件。

 

事件の内容はこちらで詳細を書いているが、原田実里の犯人 逮捕!家族 嫁や子供(息子 娘)は?前科や余罪があった!?

 

事件当日の夜、原田実里さんの部屋には農学部の2年先輩の彼氏が一緒にいた。

 

彼氏は警察から取り調べを受けた際、「お酒を飲んでうたた寝していた。彼女が外出したような気配がしたが声はかけなかった」と供述。

 

このことが報じられると、元彼はネット上で「うたた寝君」とイジられ、犯人扱いする無責任な噂が飛び交うことになったのである。

 

2ちゃんなどの掲示板では「犯人は彼氏で確定だろ」「うたた寝君が怪しい」などと、原田実里さんの彼氏を犯人扱いする心ない書き込みがネット上に氾濫した。

 

それから13年間、この彼氏はどのような時間を送ってきたのだろうか。

 

大学で同級生だった人物の話では、「彼が事件について話すことはなかったし取材にも応じていません。現在は茨城県内で公務員として働いているようです」と語っている。

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原田実里さんの事件は犯人のDNA採取が難航していた

今回、原田実里さんの事件で逮捕されたのは、フィリピン国籍のランパノ・ジェリコ・モリ容疑者。

 

原田実里さんの体に付着していた遺留物とDNAが一致したという。

 

ランパノ容疑者は当時、茨城県土浦市の自宅から美浦村の電機部品加工会社に通勤していたが、犯行後に会社を退職。

 

その後、同社に勤めていた母親の紹介で再び就職することになったという。

 

しかも、ランパノ容疑者は退社後、出入国を複数回繰り返していたそうだ。

 

ランパノ容疑者が勤めていた会社は、原田実里さんが発見された美浦村舟子の清明川河口付近から約1キロ離れた距離に位置しており、県警の捜査も土地勘のある人物の犯行とみて調べていた。

 

さらに、警察には「犯行をほのめかす男がいる」との情報が数年前に寄せられていたという。

 

有力な情報があって、なぜ犯人逮捕これほど時間がかかったのか。

 

おそらくそれは、「対象者のDNAの採取が難航したのではないか」と言われている。

 

スムーズに行ってたらもっと早くに犯人を逮捕することができたのに、これだけ時間が掛かっては警察の怠慢と言われても仕方ないだろう。

原田実里さんの事件 共犯者の居場所

原田実里さんの事件、共犯者は現在どこに潜んでいるのか。

 

警察の会見によると、共犯者とみられる残り2人については、当時19歳と18歳だったフィリピン国籍の男という。

 

2人は現在、33歳と31歳。

 

2007年に日本を出国したことがわかっていて、DNAに関しても共犯者のDNAが発見されたことが公表されている。

 

ただ、7年ほど前に岐阜県に移り住み、自動車関連の工場で働いていたランパノ容疑者と違って、2人は事件から3年後の2007年に日本からフィリピンに入国し、それ以降は出国していないことが判明。

 

共犯者の一人はフィリピン・ルソン島に実家がある。

 

実家がある町を取材すると、その男は妻子をもち、隠れることもなく生活していたということだ。

 

しかし、ランパノ容疑者が逮捕されるまでは歩いている姿の目撃談もあったようだが、ランパノ容疑者が逮捕されてからは姿を見かけなくなったという。

 

そして、もう一人の共犯者はフィリピンに帰国後、マニラ市内の住宅地付近に住んでいたということだ。

 

その男は、周囲の人たちに「日本で事件を犯した」と話していたといい、だから「フィリピンに帰ってきた」と告白していたのだという。

 

現在は共に行方が分からなくなり、居場所も分かっていない。

 

どこで身を潜めているのか、警察はICPOに捜査協力を求めるなどし、2人の行方を追っている。

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