首都直下型地震予兆?予言ではいつ来る?伊豆諸島近海でも多発!

首都直下型地震

2016年7月27日深夜、茨城県北部で震度5弱の地震が発生したことについて気象庁は28日、東日本大震災の余震と断定した。

 

発表によると、地震の規模を示すマグニチュードは5.4で、今月17、19、20日に茨城県南部と千葉県東方沖を震源として発生したマグニチュード5以上の地震との関連はないとしている。

 

しかし、今月24日未明から、伊豆大島近海・伊豆半島東方沖でマグニチュード2〜3クラスの地震が多発していることもあり、ネット上では、「首都直下型地震」の予兆ではないかとの声も上がっている。

 

さらに複数いる地震の専門家も伊豆諸島周辺での大規模な地震発生を予言しており、いつ巨大地震がやってきてもおかしくはない。

 

最近、関東周辺で頻繁に発生している地震は、はたして首都直下型地震の予兆なのか?

 

専門家が出している地震予言をまとめてみた。

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首都直下型地震予兆?

7月27日深夜、茨城県北部で震度5弱の地震が発生したが、気象庁は東日本大震災の余震と発表。

 

だが、「首都直下型地震」の予兆と思わせるような地震が、このごろ関東近辺で多発している。

 

マグニチュード5クラス以上に限っていえば、今月17日に茨城県南部で、19日は千葉県東方沖で、20日に茨城県南部と、連続して発生。マグニチュード2〜3クラスの地震は24日未明より、伊豆大島近海・伊豆半島東方沖で多発している。

 

では、地震の予兆に関係していると言われる動物の行動についてはどうだろうか。

 

25日朝、神奈川県横須賀市の長井漁港の沖合で、体重約3トンのナガスクジラが捕獲された。

 

長井町漁業協同組合の太田議代表理事組合長は、「イワシを追って、東京湾から迷い込んできたのでは。これだけ大きいクジラが揚がるのは久しぶり」と語っている。

 

過去、大地震が発生したときも、阪神・淡路大震災の1カ月前に相模湾でマッコウジクラ20頭が打ち上げられたり、東日本大震災の1週間前には茨城県鹿嶋市の海岸にクジラ50頭が打ち上げられていた。

 

イルカやクジラの脳には磁気を感じる器官があり、鳥類と同様に磁気を利用して移動すると言われている。大地震の前兆として発生する電磁波により、方向感覚が狂って湾内に迷い込んだのではないかと考えられているのだ。

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首都直下型地震 いつ来るのか専門家の予言は?

数々の地震を予言して的中させてきた電気通信大学名誉教授で早川地震電磁気研究所の早川正士氏は「1週間先の短期的な予知なら可能です。気をつけてほしいのは、沖縄や小笠原諸島などの南方沖と、岩手県などの太平洋沖です」と、語っている。

 

さらに南関東では、平均28・3年に1度、マグニチュード7クラスの地震が発生しており、直近では、1987年に千葉の東方沖でマグニチュード6・7の地震が起こった。

 

それからすでに25年が経過し、ここ1週間のうちに関東周辺で大きな地震が起こる可能性は低いが、その先は、いつ発生してもおかしくない状態であると予言している。

 

また、首都直下型よりも伊豆諸島近海での直下型を警戒するのは、『次の「震度7」はどこか!』を緊急出版した角田史雄氏だ。

 

熊本地震が発生したことで、角田氏は以前から、「2017年から2018年にかけて、伊豆・相模地域で大規模な直下型地震が発生する」と警告を発している。

 

これまで阪神・淡路大震災や東日本大震災など数多くの地震や噴火を予言・的中させてきた木村政昭・琉球大学名誉教授は、2012±5年にマグニチュード8・5の「伊豆諸島沖スーパー巨大地震」を予知。

 

予言した「2017年まで」というのは、とっくに過ぎているが、警戒する必要がありそうだ。

 

結論を言うと、「首都直下型地震」や「伊豆諸島近海」の地震は、発生する日にちまで予知できないが、現状はいつ発生してもおかしくないということである。

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