川島なお美の死因は腹水と吐血に関係?犬はその後どうなった?

川島なお美と鎧塚俊彦の画像

☆この記事はこのような人におすすめです。

・2015年9月24日に逝去した女優・川島なお美さんの死因を知りたい。

・腹水、吐血することがあった晩年の闘病生活について知りたい。

・川島なお美さんが飼っていた愛犬のその後を知りたい。

 

女優の川島なお美さんの死因は「胆管ガン」でした。(享年54)

 

亡くなる前は医師からガンを宣告されたにもかかわらず、手術を受けることを拒否。

 

まだまだ女優を続けるつもりだったので「体にメスを入れることは嫌」、「抗がん剤治療も受けたくない」と、最期まで治療を拒んだそうです。

 

それでも結局、仕事にキリがついたところで腹腔鏡手術を受け、腫瘍を取り除いたらしいのですが、その時点で5年生存率は「50%以下」と言われたのだとか。

 

そして、手術から1ヶ月後、女優に復帰。

 

ガンは転移していなかったので、そのまま順調に行くものと思われましたが、手術から半年後にガンの再発が発覚してしまったのです。

 

そこで今回は、川島なお美さんの最期の様子や、ガン患者さんが苦しむ症状の一つ「腹水」、「吐血」の闘病生活、愛犬のその後などについてまとめてみました。

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川島なお美の最期は腹水と吐血の闘病生活

川島なお美さんは、胆管ガンが発覚しても、仕事のために手術を受けませんでした。

 

手術を受けなかった理由は、女優として体に傷をつけたくないという思いもあったらしいのですが、始めに診断を受けた病院の医師から「手術と抗がん剤治療」を勧められ不信感を抱いたからです。

 

「この人になら」と、思える医師と出会うまで手術はしたくなかった川島なお美さんは、「セカンドオピニオン」を受診。

 

そこで訪れた医師のもと、切除手術や抗がん剤治療ではなく、別の治療法として「腹腔鏡手術」を選択したのです。

 

その後、女優に復帰し、芸能界35周年記念パーティーを開いたのもつかの間、一週間後にガンが再発してしまいます。

 

さらに、医師から余命1年の宣告。

 

このことは、旦那の鎧塚俊彦氏にだけ明かされ、本人には知らせなかったそう。

 

そんな川島なお美さんの最期は、ガンの再発を周りに隠して仕事に打ち込みます。

 

しかし、亡くなる3か月前からガン性腹水となり、次第に痩せ始めるのでした。

 

亡くなる23日前は、すでに4リットル以上の腹水が溜まっていて、肝臓の8割以上がガンに侵されていたそうです。

 

さらに、亡くなる20日前になると、腹水治療のため極秘入院。

 

最期は、ガリガリに激ヤセしてしまっていて、亡くなる17日前に出演したイベントに出席した川島なお美さんの姿に、世間は驚いたのです。

 

川島なお美の腹水の画像

 

そして、亡くなる12日前に再入院。

 

このときも4.6リットルの腹水を抜いたのですが、亡くなる8日前、「乗りきれるかわからない」という連絡が旦那の鎧塚俊彦のもとに来たそうです。

 

亡くなる7日前、川島なお美さんは出演予定だった舞台「パルレ」を降板。

 

亡くなる前日はバナナを食べようとするも、食べられなくなっていて、その夜、突然吐血。

 

吐血で「シーツを汚してごめんね」というのが、旦那・鎧塚氏に向けた川島なお美さんの最後の言葉となり、その2時間後の9月24日午後7時30分、心拍数が下がり始め、しっかりと鎧塚氏を見つめ、逝ったのです。

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川島なお美の死因の胆管ガンとは

名古屋市出身の川島なお美さんは幼いころ、母親とミュージカルを見て「自分も舞台に立ちたい」と思ったそうです。

 

そして、高校2年のときにスクールメイツのオーディションを受け、合格。

 

その後は青山学院大学へ入学すると同時に、女子大生タレントとして芸能界デビューし、『お笑いマンガ道場』など数々の番組に出演。

 

そんな川島なお美さんが女優としての地位を確立したのは、1997年に放送されたドラマ「失楽園」でした。

 

それまでは、ドラマや時代劇、映画に出演していましたが、失楽園での妖艶な演技が新たな女優として確固たる地位を確立させたのです。

 

そして2009年6月、48歳のときに旦那の鎧塚俊彦氏と結婚。

 

馴れ初めは、1999年に出演した料理対決番組で出会ったのをきっかけに、交際が始まったのです。

 

しかし、結婚から4年後、肝内胆管ガンが発覚します。

 

きっかけは、人間ドックを受けたことにより胆管ガンが見つかり、病院から連絡がきて知ったのでした。

 

そもそも死因となった胆管ガンという病気は、ガンの中でも比較的まれなガンで、ラグビーの平尾誠二氏や柔道の斉藤仁氏も同じ「胆管ガン」で亡くなっています。

 

症状としては、肝臓から胃の先にある十二指腸に向かって伸びている管にできるガンのことをいい、発症した患者の8割が亡くなっているのです。

 

また、胆管ガンが発生する原因についてですが、川島なお美さんがワインを好んでいたことから、アルコールとの因果関係が取沙汰されていますが、はっきりとしたことはまだよく分かっていないとか。

 

いずれにせよ、早期発見が難しく、治りにくい病気であることに変わりはないようです。

川島なお美の犬はその後どうなった?

川島なお美さんの最期は、もうろうとした状態でも鎧塚氏の目をしっかり見るほど力強かったそうです。

 

その後は、意識が遠のいて、危篤状態に。

 

ついには54歳という若さでこの世を去ってしまうのですが、取り残された愛犬のその後は、どうなったのでしょうか?

 

生前の川島なお美さんは、ミニチュアダックスフントを2匹飼っていました。

 

名前は「シナモン」とシナモンが産んだ息子「ココナツ」です。

 

川島なお美の犬の画像

 

シナモンの方は、川島なお美さんが闘病中に肝臓ガンが発覚。

 

愛犬家として知られる川島なお美さんは、シナモンのことを自分の娘のように可愛がっていましたが、彼女が亡くなる8カ月前に逝ってしまったのです。

 

そして、その後にシナモンの子供のココナツが残ったのですが、ココナツも天国へ旅立ってしまったようです。

 

ココナツは、川島なお美さんの亡くなる以前からマネジャーだった女性が預かっていて、一緒に暮らしていたそうです。

 

また、川島なお美さんの旦那・鎧塚俊彦氏も時々、ココナツに会いに来ていたのだとか。

 

生前、川島なお美さんは「犬(ネコ)の殺処分を限りなくゼロにする運動に役立ててほしい…」と遺言を残していたため、3回忌には、その遺言に基づいて「川島なお美動物愛護基金」が設立されたのです。

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