君の膵臓をたべたい(相関図)名言や意味 ラストの結末は?

君の膵臓をたべたいの画像

☆この記事はこんな人におすすめです。

・『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の相関図を見たい。

・タイトル『君の膵臓をたべたい』の意味を知りたい。

・『君の膵臓をたべたい』に出てくる名言や評価について知りたい。

・ラストの結末について知りたい。

 

2017年7月28日に公開された映画『君の膵臓をたべたい(略称「キミスイ」)』は、住野よる原作の同名ベストセラー小説を浜辺美波、北村匠海のW主演で実写化。

 

さらに本作品では、原作にはない12年後の物語を加えています。

 

また、浜辺美波、北村匠海以外のキャストには、12年後の主人公・僕こと志賀春樹役(北村匠海)を小栗旬。

 

ヒロイン・山内桜良(浜辺美波)の親友・恭子役を北川景子が熱演。

 

ラストシーンでは恭子役を演じる北川景子が、あることをきっかけに桜良が伝えたかった本当の思いを知ることになります。

 

そこで今回は、映画のタイトル『君の膵臓をたべたい』の意味や、劇中に出てくる名言、キャストの評価、想像していなかったラストの結末などについてまとめてみました。

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君の膵臓をたべたい(キミスイ)の名言

映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』では、クラスの人気者で膵臓の病を患う桜良役を浜辺美波、桜良のクラスメートで、他人に興味のなかった僕役を北村匠海が演じています。

 

物語は主人公の僕が「共病文庫」を偶然に見つけたことから始まり、2人がだんだんと心を通わせていく。

 

そして思い出作りのため、新幹線で福岡まで行くことになった僕と桜良は、親には内緒で2人きりの旅行を楽しみます。

 

桜良が自分の残された時間の中で、やりたいことを僕といっしょに共有していくとこを見ていると、なんとも言えないほど切なくて愛おしくなります。

 

作品が青春ラブストーリーなので、切ないのは当然といえば当然で、もし自分が桜良と同じ状況なら「残された時間で何をするだろう?」と考えさせられました。

 

また、本作品の中には、いろんな名言が登場します。

 

中でも心に響いた名言がいくつかあったので、記憶しているだけでも紹介したいと思います。

 

※君の膵臓をたべたい(キミスイ)に出てくる名言集

・「誰も僕すらも本当は草舟なんかじゃない。流されるのも流されないのも僕らは選べる。」

・「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいて鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが、生きる。」

・「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ。」

・「僕は思った。僕は君と出会うために生きてきたって。」

・「生きるってのはね、きっと誰かと心を通わせること。」

・「私の人生は周りにいつも誰かがいてくれることが前提だった。周りがいなくても、たった一人の人間として、生きてる君に私は憧れてた。」

・「知らなかった。誰かに怒りを向けることがこんなに誰かを傷つけるなんて。こんなに自分を傷つけるなんて。」

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君の膵臓をたべたいの意味は?

映画『君の膵臓をたべたい』なのですが、まずヒロインの桜良は、膵臓(すいぞう)の病気を患って余命わずか1年という設定になっています。

 

主人公(僕)こと志賀春樹は、桜良の高校時代のクラスメートという設定。

 

ある日の僕は、膵臓病のことをつづった桜良の「共病文庫」を見つけます。

 

膵臓の病気を患っていることを秘密にしていた桜良でしたが、「共病文庫」を見られたことで、病気のことや余命が残り少ないことを、主人公の僕に知られてしまったのでした。

 

そして、秘密を知ってしまった僕は、桜良の「死ぬまでにやりたいこと」を手伝うことになり、やがて2人は仲の良い友人として心を通わせていきます。

 

と、ここまで簡単なあらすじを説明してみたのですが、ここでタイトルにある「君の膵臓をたべたい」に、どんな意味が込められているのかを考えてみたいと思います。

 

まず、原作や映画を見ていなかったら、「君の膵臓をたべたい」の意味は、主人公の僕が桜良の病気を治すために「膵臓をたべたい」と言っているように受け取れます。

 

しかし、劇中で「膵臓をたべるとその人の中に魂が宿る」というセリフが出てきているので、病気を治すという意味に当てはまりません。

 

さらに「膵臓をたべてもらうとね、魂がその人の中で生き続けるんだって」と言っていたことをふまえると、「死んだあとも主人公の僕が桜良の心の中で生き続けることができる」という意味として、タイトルが付けられたように思えます。

 

そもそも主人公の僕と桜良は正反対のタイプで、お互いが「君のようになりたい」と常々思っていました。

 

そのことを伝えようとして、最後のメールに「君の膵臓を食べたい」と桜良に送っていましたが、結局この思いは届かずじまい。

 

桜良の方も僕宛てに「君の膵臓をたべたい」と「共病文庫」につづっています。

 

なので、タイトルに付いている「君の膵臓をたべたい」という意味は、2人にとっての一種の合言葉のようなものだったと考えるのが、妥当だと思います。

君の膵臓をたべたい(キミスイ)の相関図

『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の実写版とアニメでは、内容が違って作られています。

 

ロケ地にしても実写版は「滋賀」、「京都」、「福岡」、「岐阜」、「愛知」などで撮影。

 

一方、アニメの方は富山県高岡市が舞台になっています。

 

そして、登場人物に関しても、アニメでは僕(志賀春樹)の父、母が出てくるのに対し、実写版は出て来ないなど相違している所があります。

 

以下が『君の膵臓をたべたい』の実写版とアニメの相関図なので、見比べると違いが分かると思います。

 

※映画 君の膵臓をたべたいの相関図
映画 君の膵臓をたべたい(キミスイ)の相関図
出典元:映画 君の膵臓をたべたい公式

アニメ 君の膵臓をたべたいの相関図

アニメ 君の膵臓をたべたい(キミスイ)の相関図
出典元:アニメ 君の膵臓をたべたい公式

君の膵臓をたべたい(キミスイ)の声優が下手でひどい

『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の主人公・山内桜良と僕(志賀春樹)ですが、実写版では浜辺美波と北村匠海が熱演しました。

 

一方、アニメでは山内桜良役を声優のLynn(りん)、僕(志賀春樹)役を俳優の高杉真宙が担当。

 

ただ、2人の評価はというと、僕(志賀春樹)役の高杉真宙が「棒読みでひどい」とけっこうボロクソに言われていたようです。

 

ちなみに、当時の高杉真宙は本作品が声優初挑戦。

 

なので、下手なのは前もって予想出来ていました。

 

本業でない人が声優をすることに賛否両論ありますが、やはり『君の膵臓をたべたい』のアニメを見た人からは「あまり感動できませんでした。」という声が多かったようです。

 

※実写版のキャスト

山内桜良 - 浜辺美波

僕(志賀春樹)- 北村匠海

12年後の僕(志賀春樹)- 小栗旬

滝本恭子(高校時代)- 大友花恋

12年後の恭子 - 北川景子

桜良の母 - 長野里美

宮田一晴(高校時代のガム君)- 矢本悠馬

12年後の宮田一晴(ガム君)- 上地雄輔

隆弘 - 桜田通

栗山 - 森下大地

 

※アニメの声優

山内桜良 - Lynn

僕(志賀春樹)- 高杉真宙

滝本恭子 - 藤井ゆきよ

隆弘 - 内田雄馬

ガム君 - 福島潤

僕(志賀春樹)の母 - 田中敦子

僕(志賀春樹)の父 - 三木眞一郎

桜良の母 - 和久井映見

君の膵臓をたべたい(キミスイ)のラストの結末について

映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』のラストですが、原作を知らなかったので映画を見るまでは正直、あのような結末になるとは思ってもいませんでした。

 

ヒロインが膵臓の病気を患っているのは、映画を見る前から知っていたので、どうせ内容は「四月は君の嘘みたいな感じ?」と、たかをくくっていたのです。

 

「四月は君の嘘」は、アニメを広瀬すずと山崎賢人のW主演で実写映画化された作品。

 

広瀬すず演じるヒロイン・宮園かをりが、病気を患っているにもかかわらず一生懸命生きようとする姿に、山崎賢人演じる公生が心を打たれて、封印していたピアノを弾き始めるというストーリーです。

 

そしてラストは、広瀬すず演じる宮園かをりが、病気で亡くなるのだから『君の膵臓をたべたい』も同じような結末を迎えるものだと思っていました。

 

ところが、映画『君の膵臓をたべたい』のラストはというと、桜良の死因は病気ではなかったのです。

 

ただ、これ以上はネタバレになるので、話はこの辺でやめておこうと思います。

君の膵臓をたべたい(キミスイ)の評価

映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の評価は、総合的に見て「良かった」という感想が多くありました。

 

キャストなら桜良役を演じた浜辺美波の演技が高評価で、「北川景子の出番が少ないのが不満」という人もいたようです。

 

他にも「小栗旬が大人になった僕役に似合ってない」という感想や、「ストーリーが普通すぎてつまらなかった」という意見も聞かれました。

 

また、映画を1回では飽き足らず、2回見たほど作品にどっぷりハマってしまった人もいたようです。

 

そのような人は、「原作を読んでから映画を見たほうが良い」とアドバイスを送っているので、映画を見てない人は、今回の放送前に原作を読んでおくことをおすすめします。

 

※映画 君の膵臓をたべたいを見た人の評価

・「素敵な素敵な愛の告白でした。演じる浜辺と北村のコンビネーションも軽やかで、それも功を奏していましたし、現代の僕を小栗くんが、現代の恭子を北川景子さんが演じることで、ストーリーにさらに厚みを出しているのもよいですね。」

・「悪趣味なタイトルに思わず「東京喰種」の副題か?と思わせる節を感じて慄いたものの、内容は何だと思うくらい普通の物語。個人的には友達以上親友未満の過去を、12年も払拭できずにいる気持ち悪い大人達が描かれている現在の追加は、全く不必要だった気がする。非現実的な小旅行など重病患者が親族抜きでできるわけないだろ!と多くのツッコミをよそに、主人公二人が爽やかに頑張っているので勿体ない。」

・「全体として、小気味良く流れた。恋愛病気ものとは片付けられない。生きる時間を限られた少女。きっと苦しんだろう。その上澄みの透きとおった時期に青年と出会った。お互いに正反対の性格、何でもない日常を選んだ。言葉で好きや苦しいとは言わない。もどかしさもあるが、それが美しい。浜辺美波の演技と、可愛らしさが光る。」

・「泣けました。映画は2回観ました。1回目と2回目のあいだに原作の小説を読みました。ストーリーの展開から、映画と原索のエンディングの違いまで全部知っているのに、やっぱり2回目も泣けました。映画だけを観ている方は、ぜひ原作の小説を読んでください。原作を読んだだけの方は、ゼヒ映画をご覧ください。それぞれの良さがきっとわかっていただけると思います。」

・「この映画の良さはヒロインの浜辺美波につきるのではないでしょうか。彼女はこの世に二人といない美しさと可愛さを兼ね備えた女優さんだと思いますが、なぜか「クラスで3番目に可愛いいヒロイン」にぴったりなのです。彼女を見るためにこの映画はぜひ見るべきだと思いますが、できたら映画を見る前に原作を読んで、傑作である作品を先入観なしに楽しんでからにしたらと思ってしまいます。」

君の膵臓をたべたい(キミスイ)のあらすじ

母校の教師となった【僕】(小栗)は、授業を聞いていない生徒をろくに注意することもなく、机の引き出しには「退職願」を忍ばせるなど、どこか無気力な日々を送っていた。

そんなある日、老朽化した図書室が再建されることになり、高校時代図書委員だった【僕】は半ば無理やり蔵書の整理を任されてしまう。

一緒に整理する教え子との何気無い会話から、自分が在校生だった頃、図書委員として蔵書の整理をしていた頃を思い出す【僕】。

そう、整理をしたのは【僕】ともう1人……。

高校時代、【僕】(北村)は病院のロビーで「共病文庫」という闘病日記を拾う。

ふと読んでみると、重い膵臓病で余命はわずか、という衝撃の事実が。

と、そんな【僕】に「それ、私の」と声をかけたのがクラスメイトの桜良(浜辺)だった。

読書好きで自分の殻に閉じ籠ってばかりの【僕】とは対照的に、明るく元気で愛くるしい桜良が膵臓病? にわかに信じられない【僕】だが、桜良は屈託のない笑顔で「死んじゃうよ」と明るく言い放つ。

以来、【僕】はあくまでも元気な桜良に引っ張られるように、彼女の「死ぬまでの思い出作り」を手伝うことになる。

図書室での本の整理はもちろん、休日にスイーツのお店へ行ったり、果ては親に内緒のお泊まり旅行に連れ出されたり……。

とはいえ、その関係は恋人ではなく、仲の良い友人。

桜良は【僕】を「仲良し君」と呼び、【僕】も友人としての距離を保ちつつ、これまでの自分の生活にはなかった活発な付き合いに次第に喜びを感じるようになる。

しかし、そんな明るい日常とは裏腹に桜良の死は確実に近づきつつあった……。

桜良の死から12年、結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子(北川)もまた、桜良と過ごした日々を思い出していた。

その恭子からの披露宴への招待状になぜか返事ができない【僕】。

しかし、あることをきっかけに桜良が12年の時を経て伝えたかった本当の想いを2人は知ることになる。

初めて明らかになる亡き桜良の真の想いとは?

引用元:テレビドガッチ

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