吉田純子の子供(娘)の名前と年齢は?高級マンションの場所はどこ?

1998年から犯行が繰り返された「久留米看護師連続保険金殺人事件」は、元看護師4人組による保険金連続殺人事件。
主犯格の吉田純子(当時39歳)は、同じ看護学校で知り合った3人の共犯者たちと、夫を殺害する計画を立てたのです。
そして、殺されたのは、この4人の内の2人の夫でした。
一連の犯行で、吉田純子が手にした金額は2億円超。
最終的には、共犯者の1人である石井ヒト美の自首によって、2002年に発覚。
犯罪史上類を見ない残虐な事件となったのです。
そこで今回は、事件の犯人で、唯一、死刑執行された吉田純子の子供(娘)の名前や年齢。
4人が逮捕されるまで住んでいた、久留米の高級マンションの場所などについてまとめてみました。
吉田純子の子供(娘)の名前と年齢
「久留米看護師連続保険金殺人事件」の犯人、吉田純子死刑囚・堤美由紀受刑者・石井ヒト美受刑者・池上和子受刑者は、久留米にある聖マリア学院看護専門学校(現・聖マリア学院短期大学)の同級生でした。
4人は、看護専門学校卒業後、再会。
そこからは、吉田純子死刑囚の洗脳によって、事件が次々と起きるのです。
(犯人の画像、上段左・吉田純子、右・石井ヒト美)
(下段左・堤美由紀、右・池上和子)
また、あまりにも有名なことから、この事件を元にしたドラマ「黒い看護婦」が制作されました。
そして、吉田純子死刑囚ですが、この事件で自分の夫は殺していません。
吉田純子死刑囚は夫と別居中で、子供(娘)3人と暮らしていたのです。
ちなみに、夫は自衛官で名前は、吉田浩次。
昭和28年2月13日生まれなので、現在69歳になります。
一方、3人の子供(娘)の名前はというと、上から吉田紀子、吉田エリ、吉田さやか。
年齢は、長女の紀子が昭和58年1月生まれの、現在39歳。
次女のエリが昭和62年10月生まれの、現在34歳。
三女のさやかが平成元年12月生まれの、現在32歳。
娘3人は、今ごろ結婚でもして、普通にどこかで暮らしていることでしょう。
吉田純子らが住んでいた高級マンションの場所
事件が発覚するまでの吉田純子死刑囚は、他の3人を同じ高級マンションに住まわせ、外部からの接触を一切断ち、洗脳していました。
当時、住んでいた高級マンションの場所は、福岡県久留米市野中町1135。
マンションは9階建てで、名前は「サングレート野中2」です。
そのマンションを吉田純子死刑囚は、別居していた夫の相続財産を担保にした上、夫にローンを組ませて購入。
最上階にある4LDKの903号室に、子供と住んでいたのです。
また、他の3人はというと、堤美由紀受刑者が3LDKの405号室。
石井ヒト美受刑者が3LDKの306号室。
池上和子受刑者が3LDKの102号室。
ただし、吉田純子死刑囚は、堤美由紀受刑者と同居して、同性愛の相手をさせていたのです。
後に分かったことですが、吉田純子死刑囚は、ものすごく性欲の強い女だったとか。
夫と別居してるため、小中学校からの同級生で、一番の親友である堤美由紀受刑者とレズビアンな関係を保ち、挙句の果てに「私妊娠した」と言い出したそうです。
それを堤美由紀受刑者は、洗脳されていたためか、なぜか信じたのだといいます。
吉田純子の出身校
吉田純子死刑囚は、福岡県山門郡三橋町出身で、旧姓は井口。
父親は井口軍造、母親は井口瑞江という名前です。
出身校は、柳河小学校、柳河中学校、私立佐賀女子高校衛生看護科、聖マリア学院看護専門学校。
堤美由紀受刑者は、柳河小学校、柳河中学校、福岡県立大川高校普通科、聖マリア学院看護専門学校。
石井ヒト美受刑者は、福岡県立大川高校普通科、聖マリア学院看護専門学校。
池上和子受刑者の出身校は、聖マリア学院看護専門学校だとしか分かっていません。
久留米看護師連続保険金殺人事件の判決
久留米看護師連続保険金殺人事件で最初に亡くなったのは、池上和子受刑者の夫でした。
殺害方法は、酒に睡眠薬を混ぜて飲ませ、夜中に寝ているところを4人組が侵入してきて、足の静脈に空気を打ち込む。
そして、頃合いを見計らって119番して救急車を呼び、病院で死亡を確認させるのです。
これは、殺害を気付かれないよう、病院で亡くなるように計算して行われた犯行。
吉田純子死刑囚らは、最初の犯行で、保険金3500万円を手にしたのです。
さらに翌年、今度は共犯者である石井ヒト美受刑者の夫を、急性アルコール中毒に見せかけ殺害。
再び、保険金3200万円をだまし取ったのですが、その保険金を手にしていたのは、主犯格の吉田純子死刑囚でした。
吉田純子死刑囚が保険金を独り占めしていたのです。
ちなみに、この吉田純子死刑囚という人物は、ほかの3人を従えるために、いろんな手口を使って率いていました。
例えば、”ある先生”という架空の存在を作り上げていたわけです。
その人は皇族につながる人で、警察庁にも顔が利いて、暴力団も操れて日本を動かしてる人なんだと。
そして、その先生が調べた結果、「あなたの旦那は浮気していて、おかしい。」などと言って信じ込ませる。
いわば、軽い洗脳状態におとし入れていたのです。
なので、ほかの3人からは「吉田様」と呼ばせて、奴隷のように扱っていく。
結果的に、先生の存在をでっち上げるなどして、池上和子受刑者らに、自ら夫の殺害を決意させたということです。
しかし、そんな狂った関係も、石井ヒト美受刑者が自首したことにより、一連の事件が発覚。
そして、2004年に行われた一審判決で、吉田純子に死刑、堤美由紀に無期懲役、石井ヒト美に懲役17年の判決が下ったのです。
もう1人の池上和子に関しては、一審判決前の2004年9月1日、福岡拘置所にて子宮ガンのため病死。(享年43)
また、3人は判決を不服として控訴しましたが、それぞれ棄却され、堤美由紀、石井ヒト美の刑が確定。
吉田純子については、2010年、最高裁で死刑が確定し、2016年3月25日に死刑執行されたのでした。