小林麻央がブログを更新 写真は悪液質状態で激痩せしている?オプジーボは効かないのか?
乳がんで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が5月21日、自身のブログ「kokoro」を更新し、自分の現在の姿が激痩せしていることに衝撃を受け、涙を流したことを明かした。
小林アナは最新のブログを「痩せる」のタイトルで更新。現在の激痩せした姿の写真を掲載し、「今朝は、着替えるときに、裸で鏡の前に立ってみると、私が恐れていた姿に近い身体が写っていて、一瞬 衝撃を受けたあと、泣いてしまいました」と告白。
でも「涙を流していてもどうしようもないことに気づき、豆乳ココアを飲んで、心を落ち着かせました」と自身の心境をつづっている。
痩せて落ち込む小林アナだが、やはりここしばらくの間、食事が取れないことをブログで告白。
その原因は「悪液質状態」によるもので、ネット上では次第に痩せ始めていることが指摘されていた。
全身が衰弱状態になって痩せ始めているのは、末期に見られる「悪液質」により食欲不振になっていると、憶測が飛び交っている状況だ。
現在はこのような状態の小林アナだが、一時はカメラの前で話をするなど元気な姿を見せていたこともあった。
このときは、がん治療薬『オプジーボ』が効いたのではないかと言われていたが、ここ最近の病状からすると『オプジーボ』は効かなかったものと思われる。
小林麻央がブログを更新
乳がんで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が5月21日、自身のブログ「kokoro」を更新。
ブログには、現在の激痩せした姿の写真が掲載されており、痩せたことに対して「恐れていた姿に近い身体が写っていた」と、鏡に映った自分の姿に衝撃を受けたことなどを告白した。
その後、2人の子どもたちの写真や動画を見ながら「一生懸命食べました」と最近取れなかった食事をがんばって食べたことを明かし「なんと!お粥半分以外、完食しました。看護師さんが驚いて、拍手して下さいました。精神力までは痩せ細ってないです!!」と気丈に振る舞った。
それもそのはず、小林アナは在宅治療を見据えて、点滴用のポートを鎖骨下に埋め込む手術をしたことを11日のブログで明かしたばかりだから。
腕からの点滴ばかりでは限界があるとして、「ポートがあれば入れられる濃い栄養の点滴などあることを知り、タイミングを逃さないよう、ポートの手術を受けることを心に決めていました」とブログを更新し、説明していた。
小林麻央の写真は悪液質状態で激痩せしている?
現在入院中の小林麻央アナは、在宅治療を見据えて何とか退院できるように治療に励んでいる。
ブログに掲載されている写真には鼻チューブしている姿が収められているが、見た感じ「激痩せしている」とまでは見受けられないように思う。
出典元:ブログkokoroより
最近の痩せ具合からして「悪液質状態」によるものでは?ネット上で指摘されていたが、はたして原因は本当に
「悪液質」によるものなのだろうか。
「悪液質」とはがん細胞からの分泌物質によって、喉や鼻、内臓などの組織に慢性炎症を起こし、代謝・免疫・内分泌機能に異常をきたすこと。
そのため食欲不振に加え、輸液療法を行ってもタンパク質などの重要な成分を身体の中で作ることができないため、腹水や胸水、全身の浮腫を引き起こす。
このような状態を「悪液質状態」と呼び、従来はがん患者の終末期の姿とされ、有効な対処法がなかったが、適切な栄養管理によって症状を抑えた例も出ており、薬からのアプローチも併せ、延命に向けた研究が進められている。
小林アナは確かにステージ4の終末期であることを告白しており、「悪液質状態」により激痩せしているのかもしれない。
だが、研究も進み、栄養管理によって症状を抑えた例もあるようなので、希望はまだあるように思う。
小林麻央にオプジーボは効かない?
小林麻央アナの治療法に関して、一時期奇跡の薬ともいわれているがん治療薬『オプジーボ』を投与しているというウワサが流れていた。
1月にテレビ出演し、退院できたのも『オプジーボ』の効果があったものと思われていたが、そもそも『オプジーボ』は肺がんや皮膚がんの治療に画期的な効果を発揮するとされる薬。
また、これまでは価格が異常に高く、オプジーボの投与となると年間の薬代が何千万円もかかるといわれていたが、15年12月、肺がんでは保険が使えるようになり、一般庶民でも免疫療法のひとつとして取り入れやすくなった。
だが、乳がんの患者に対し、『オプジーボ』が適応するのかどうかは分からない。
仮に適応する場合、乳がんでは保険が効かないので高額な費用がかかると思われがちだが、日本の健康保険制度では、高額医療費で自己負担額に上限があるため月に数万円の負担で収まる。
夫の海老蔵があらゆる治療法を勉強して試しているといわれているだけに、もしかして『オプジーボ』療法を取り入れているのかもしれないが、それも現状では効かなかったことになるのではないだろうか。