本能寺ホテルのキャストとロケ地マップは?パクリを原作者が告発!

映画 本能寺ホテルの画像

☆この記事は以下のことについて知りたい人におすすめです。

・2017年1月公開の映画「本能寺ホテル」のキャストを知りたい。

・脚本を担当した原作者・万城目学氏がパクリを告発した件について知りたい。

・映画「本能寺ホテル」の撮影場所、ロケ地マップを知りたい。

 

2017年1月に公開された映画「本能寺ホテル」は、綾瀬はるかと堤真一がW主演を務める歴史エンターテインメントです。

 

ロケ地は、作品の舞台となった京都で決行。

 

その京都では、ロケ地めぐりできるように、撮影場所が掲載された「ロケ地マップ」が発行されています。

 

本編のあらすじは、京都の「本能寺ホテル」に宿泊したヒロインの倉本繭子(綾瀬はるか)が、1582年に起きる本能寺の変の前日にタイムスリップ。

 

織田信長(堤真一)らと出会う中で、本能寺の変の謎に迫っていくというストーリー。

 

映画「本能寺ホテル」も、2011年に公開された映画「プリンセス トヨトミ」の監督や、スタッフらによって作られているのです。

 

ただし、今回の作品には、そのときの原作者・万城目学氏だけが制作に参加しなかったようです。

 

正確には2年前から万城目学氏は、この映画の制作に携わっていて、脚本を書き上げていました。

 

しかし、脚本は最終的にボツとなり、別の脚本家が担当したため、万城目氏はチームから退いたとか。

 

その後、別の脚本家で映画が完成するのですが、ある問題が発覚。

 

流れていた予告を見ると、何とボツにされたはずの脚本の一部が、映画に使用されていたといいます。

 

万城目氏いわく、脚本の使用は許可していないらしい。

 

当時のツイッターには、作品名は出してないものの、無断で使われたパクリのこと、最終的には泣き寝入りしたことなどを告発していたのです。

 

なので「本能寺ホテル」は、いわばいわくつきの作品。

 

そこで今回は、そんな「本能寺ホテル」のキャストや、あらすじ、ロケ地などについてまとめてみました。

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本能寺ホテルのロケ地マップ

映画「本能寺ホテル」は、京都をメインに滋賀、姫路、神戸などの関西がロケ地となっています。

 

滋賀県は大津市の湖南アルプスと彦根市の彦根城。

 

兵庫県姫路市での撮影は、書写山円教寺、亀山本徳寺の2ヶ所。

 

兵庫県神戸市は、「神戸市役所1号館」「三井アウトレットパーク・マリンピア神戸」「カフェ・フィッシュ」の3ヶ所。

 

そして、舞台の京都では、たくさんのところがロケ地となっており、ロケ地マップも発行しています。

 

※京都のロケ地

・東福寺-蘭丸(濱田岳)が繭子(綾瀬はるか)と出会い、胃薬をもらうシーンや繭子がエレベータから出たところのシーンなどを撮影。

・随心院-本能寺の表の設定で、信長(堤真一)と蘭丸(濱田岳)が甲冑を身に着け、本能寺に到着するシーンや明智軍が攻め入るシーンでは多くのエキストラを入れて撮影。

・妙心寺-信長(堤真一)に追いつめられる繭子(綾瀬はるか)や、繭子と蘭丸(濱田岳)が向かい合う食堂のシーンを撮影。

・仁和寺-信長(堤真一)が本能寺へ向かう行軍のシーンなどを撮影。

・神護寺-石段に繭子(綾瀬はるか)と信長(堤真一)が座って話すシーンを、当時の街角の風景を美術部が作り出して撮影。子供たち含め60名のエキストラが参加。

・東本願寺-東本願寺の飛地境内地・渉成園にて、恭一(平山浩行)の父(近藤正臣)の店である、料亭よし岡のシーンを撮影。

・下鴨神社-撮影シーン糺の森にて、信長(堤真一)が本能寺に向かうシーンと、繭子(綾瀬はるか)が本能寺ホテルに向かう道のシーンを撮影。

・今宮神社-繭子(綾瀬はるか)が恭一(平山浩行)の友人と出会い、あぶり餅を渡されるシーンを撮影。境内にある2軒のあぶり餅屋さんにも撮影協力頂いた。

・鴨川(三条大橋)-撮影シーン繭子(綾瀬はるか)が恭一(平山浩行)と電話で話すシーンや、ラストシーンのすがすがしい表情で川を眺める繭子の隣に信長(堤真一)が腰を下ろすシーンを撮影

・京都市市民活動総合センター-繭子(綾瀬はるか)の会社が倒産し、求職中ハローワークに訪れるシーンを撮影。

・東映太秦映画村-繭子(綾瀬はるか)が宿泊することになる本能寺ホテル表のセットを建てて撮影。
映画村の時代劇オープンセットにコンクリートを敷き詰め、現代の京都の町家を再現。映画村に隣接する東映京都撮影所では、本能寺の信長(堤真一)の部屋や、本能寺ホテルのロビー、エレベーター、バーのセットを制作し撮影。

・FUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT-鴨川河川敷から巨大なクレーンを設置してパーティーのシーンを撮影。

・柳小路-恭一(平山浩行)が婚約指輪を買うシーンは柳小路に実際にあるジュエリーショップで撮影。

・渡月橋付近-恭一(平山浩行)がジュエリーショップから出て歩くシーンを嵐山公園にて撮影。

・八坂通(八坂の塔)-撮影シーン繭子(綾瀬はるか)が本能寺ホテルに向かうシーンを撮影。

・ねねの道-冒頭シーンで繭子(綾瀬はるか)が金平糖屋さんを見つけるシーンを撮影。

・先斗町-“京都観光のチラシ”を繭子(綾瀬はるか)が渡されるシーンを撮影。そのチラシは繭子を通じて、信長(堤真一)に渡ることになる。

引用元:京都市メディア支援センター

本能寺ホテルのロケ地マップの画像

出典元:京都市メディア支援センター

※京都ロケ地マップ

出典元:本能寺ホテル公式

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本能寺ホテルのキャストとあらすじ

本能寺ホテルのキャストは以下の通りです。

・綾瀬はるか/倉本繭子

・堤真一/織田信長

・濱田岳/森蘭丸

・高嶋政宏/明智光秀

・近藤正臣/吉岡征次郎

・風間杜夫/本能寺ホテル支配人

・平山浩行/吉岡恭一

・田口浩正/大塚

・佐戸井けん太

・平岩紙

・迫田孝也

・赤座美代子

・曽我部洋士

・豊田康雄

・峰蘭太郎

・永野宗典

・八嶋智人

・宇梶剛士

・飯尾和樹

・加藤諒

 

※本能寺ホテルのあらすじ

倉本繭子(綾瀬はるか)は、ふとしたきっかけで京都の路地裏に佇むレトロな宿“本能寺ホテル”に宿泊する事に。

なんとそこは戦国時代に繋がる不思議なホテルだった。

一方、時は1582年。

天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は森蘭丸(濱田岳)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。

冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんな時、見慣れない格好の女(繭子)が一人、寺に迷い込んでくる。

その女は、400年後の世界からやってきた現代人。

繭子は自身も訳のわからぬまま、信長と京都の町を見物するなど、交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。

やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づきー。

引用元:本能寺ホテル公式

本能寺ホテルのパクリを原作者の万城目学が告発

映画「本能寺ホテル」のパクリを訴えたのは、作家の万城目学氏。

 

これまで数々の小説を出版し、その中でも「鴨川ホルモー」、「プリンセス トヨトミ」、「偉大なる、しゅららぼん」が、万城目氏の原作本から映画化されています。

 

今回の「本能寺ホテル」は、「プリンセス トヨトミ」の監督やスタッフらが再集結して制作された作品で、万城目氏も当然、前作の原作者にクレジットされていたのです。

 

ただ、原作ではなく、オリジナルの作品の脚本を担当するという意向で制作が進められていたのだとか。

 

そのため、シナリオ学校に通い、書き方を学んで脚本を書いていたらしいのですが、いざ出来上がると全てボツにされたといいます。

 

ここまではありがちなことなので、万城目氏はボツになった脚本を「いつか小説というかたちで書き直したらいい」というくらいに思っていたそう。

 

ところが、完成した映画の予告を見ると、自分の脚本の一部が使われていることが発覚。

 

制作したフジテレビに抗議すると、プロデューサーから「聞いていません」と返答されたということです。

 

これに納得のいかない万城目氏が自身のツイッター上にパクリを告発。

 

すると、このツイートをきっかけに騒ぎとなり、上の人間から「謝罪したい」とコンタクトがあったが、全部断ったそうです。

 

断った理由は、「撮り直しはしない、公開は強行する」と言われたから。

 

それを聞いた万城目氏は「自分が提出したアイディアに邪魔され、小説を諦めなくてはならない間抜けさ。」と悔しさをにじませたのです。

 

 

万城目学氏は、完成した映画で脚本の一部がパクられていたことをツイートしましたが、作品名は出していないし、どこがパクられたのかも言っていません。

 

しかし、これは「本能寺ホテル」で間違いないといい、フジテレビに対して「今後、自分の原作は使わせない」と絶縁宣言したということです。

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