島津慧大の家族構成は?父親の職業やドラレコ画像も?
富山市久方町の奥田交番を襲撃して、拳銃を奪った島津慧大容疑者の素性と事件当日の行動が段々とわかってきた。
元自衛官だった島津慧大容疑者は、父親と母親、姉の4人家族で、事件直前にアルバイト先でトラブルを起こし、店を飛び出していたことが判明。
その後に交番を襲撃したとされている。
また、拳銃を奪って逃走した後、島津慧大容疑者が片膝をついてどこかに向けて発砲する姿が、ドライブレコーダーの映像におさめられていたこともわかった。
島津慧大容疑者はその後、奥田小学校の正門付近にいた警備員の中村信一さん(68)に発砲。
中村さんと交番で勤務していた稲泉健一警部補(46)が犠牲となり、島津慧大容疑者はかけつけた警察官が発砲し、身柄を確保した。
島津慧大のドラレコ画像
最近は物騒な事件が相次いで起きている。
26日に起きた富山の事件前日は福岡で、IT講師のHagex氏が刺殺されたり、9日には新幹線「のぞみ」で無差別殺傷。
先月は新潟で小2女児が線路上に遺棄される事件が起きるなどしている。
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そして、今回起きた富山の事件は、腹部を打たれた島津慧大容疑者が重体ということもあり、現在は取り調べなどが行われていない。
なので犯行の動機など不明確な点が数多く残っているのだ。
ただ、警察ははじめから拳銃を奪う目的で交番を襲撃した可能性もあるとみて調べている。
さらに島津慧大容疑者の自宅を家宅捜索すると、複数のモデルガンが発見されたという。
ということは、島津慧大容疑者はガンマニアだった可能性が高い。
モデルガンでは満足できなくなり、本物の銃を奪ったということが動機なのだろうか。
また、ドラレコに映っている画像を見てわかるように、銃を構える島津慧大容疑者の姿はやけに様になっている。
(ドライブレコーダーに映る島津慧大容疑者)
それもそのはず、島津慧大容疑者は元陸上自衛隊に勤務しており、訓練で小銃を扱うこともあったというのだから、銃には慣れていたのだろう。
島津慧大のバイト先
島津慧大容疑者は事件直前まで、富山市のショッピングセンターにあるファーストフード店でアルバイトをしていたという。
今年4月からバイトしていたという島津慧大容疑者の勤務先は、「アピタ富山東店」のケンタッキーと判明。
バイト先がアピタ富山東店ということは報道の映像でわかり、ケンタッキーで調理係として働いていたことも判明している。
そして、事件当日に店長を殴ってトラブルを起こしているのだが、報道によると、島津慧大容疑者は店長から掃除をするよう指示されても従わなかったといい、注意された際、にらみつけて、急に殴りかかったという。
その後、アルバイトを辞めると言って店を飛び出て、犯行に及んだのだ。
島津慧大の父親の職業や家族構成
島津慧大容疑者の住所は富山県立山町末三賀で、家族構成は両親と姉の4人家族。
父親の職業は今のところわかっていないが、一家は20年ほど前に引っ越してきたという。
また、地元の小学校、中学校を卒業しているので、学区から出身校は釜ヶ渕小学校と雄山中学校ということになる。
(小学校時代の島津慧大容疑者)
(中学校時代の島津慧大容疑者)
小学校のときから体が大きかった島津慧大容疑者は、中学校では剣道部に所属。
小さい頃はおとなしい子供だったそうだが、中学くらいになって両親とは折り合いが悪く頻繁にトラブルを起こしていたようだ。
部活では他の部員とのトラブルが原因で辞め、その後、学校に行かなくなったといい、家では家庭内暴力が頻繁にあって何度もパトカーが駆けつけ、大騒動になっていたという。
母親にも暴力をふるうことがあったため、島津慧大容疑者は家族と別居。
父親は中学のPTA会長をしていて、「息子とうまくいかない」と周りにこぼしていたそうだ。
中学を卒業すると島津慧大容疑者は高校は行かず、バイトなどして、18歳で自衛隊に入部。
島津慧大容疑者は、金沢市にある陸上自衛隊金沢駐屯地で小銃などを扱う普通科の部隊に約2年間所属し、去年3月に除隊していたのだ。
その後は実家で家族と同居し、しばらくの間引きこもっていたようだが、今年4月からバイトを始めた。
また、自衛隊を辞めた理由に関しては、ケンカなどの暴力沙汰があり、トラブルで辞めたとされている一方で、2年間の勤務実績に問題はなく、上司や同僚とのトラブルはなかったという報道もある。
情報が交錯しているため真相は不明だが、言えることはすぐにかッとなる性格、トラブルメーカーだということだ。
島津慧大と被害者の面識
今回の事件で奥田交番で勤務していた稲泉健一警部補と、奥田小学校で工事用の車の誘導にあたっていた警備員の中村信一さんが被害者となった。
さらに、島津慧大容疑者は被害者の稲泉健一警部補と面識があったことが判明している。
島津慧大容疑者は、奥田交番近くの病院に通っていたことがあり、奥田交番を訪ねては道を聞くなどしていたそうだ。
そのときから拳銃を奪う計画をしていたかもしれない島津慧大容疑者は、事件当日、交番裏口を激しく叩いて侵入。
稲泉警部補は顔見知りだったのでドアを開けたとされている。
一方、警備員の中村信一さんは、金沢市が本社の「北陸綜合警備保障」富山交通管理センターに勤務し、事件当時、小学校の耐震工事で出入りする工事車両の交通整理をしていた。
島津慧大容疑者と中村信一さんに面識があったのかは不明だが、なぜ被害に遭ったのかに疑問が残る。
まさか警官と間違えて撃ったということはないと思うのだが。
いずれにせよ、一歩間違えれば児童も犠牲になったかもしれない事件。
警察の迅速な全容解明が必要だ。