闇サイト殺人事件 暗証番号の暗号を恋人が解読!犯人 神田と堀の余罪とは?

5月23日のザ!世界仰天ニュースは「かぞくの奇跡&闇サイトの恐怖2時間スペシャル」が放送され、番組内では2007年に名古屋で発生した「闇サイト殺人事件」が特集される。

 

この事件の被害者は当時31歳のOLで、帰宅途中に闇サイトと呼ばれるネット上の掲示板を通して知り合った男3人に、拉致されたあげく命を奪われた。

 

犯人の男がインターネットの闇サイト「闇の職業安定所」を介して出会ったことから「闇サイト殺人事件」と呼ばれている。

 

※犯人の画像

闇サイト殺人事件 犯人 画像

 

しかも犯人の男らは金銭目的という判然としない動機。被害者女性は800万円以上の預金が入ったキャッシュカードを奪われても、決して正しい暗証番号を伝えることはなかった。

 

結局、被害者女性は暗証番号を犯人に教えるのだが、それは犯人を欺くための暗号で、最期のメッセージとして残したもの。きっと恋人や母親が読み解いてくれると信じていたのである。

 

そして翌日、犯人グループのひとり、川岸健治が自首したことによって事件は発覚。犯行に加わった残りの2人、神田司と堀慶末が逮捕された。

 

この事件は闇サイトで集った男たちによる無計画な犯行で、事件の詳細が明らかになるにつれ、別の側面も見えてきた。

 

それは、神田司と堀慶末に余罪があったこと。特に堀慶末に関しては過去にも同じような事件を犯していたのである。


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闇サイト殺人事件 暗証番号の暗号を恋人が解読

2007年8月24日23時過ぎ、事件は起こった。

 

現場は愛知県名古屋市千種区の路上。当時31歳のOL・磯谷利恵さんが帰宅途中に拉致されたのである。

 

利恵さんは白いワンボックスカーから出てきた男に道を尋ねられ、その隙に連れ去られてしまった。

 

襲ったのは闇サイト「闇の職業安定所」で知り合った男3人で、初めて顔を合わせてからわずか3日後の犯行だったという。

 

当初から犯人の男らは女性を拉致して金銭を奪う計画を立てていた。その標的にされたのが被害者となった利恵さんだったのである。

 

男らは派手目な女はすぐ金を使ってしまうので避け、黒髪で、あまり派手じゃない地味系のOLだったら、たくさん金を持ってると考え、名古屋市内をぐるぐると移動しながら ターゲットを物色していたのだ。

 

そして利恵さんは犯人の男らに脅された挙句、現金とキャッシュカードを奪われた。しかし、キャッシュカードの暗証番号だけは本当のことを伝えなかったのである。

 

利恵さんの父親は、利恵さんが2歳の時に病気で亡くなり、それからは母親の富美子さんが女手ひとつで、利恵さんのことを大切に育ててきた。

 

そんな母親に利恵さんは、一緒に暮らす家を買うために800万円以上の預金が入ったキャッシュカードを奪われても、絶対に正確な暗証番号を伝えることはしなかったのである。

 

また、利恵さんが被害者となる前のブログにも母親を思う気持ちが綴られていて、自分に関しては食べ歩きが好きで結婚したい恋人が出来たことも書いていた。

 

案の定、男らは利恵さんのキャッシュカードで現金を引き出そうとするもパスワードが違うというメッセージが出るばかり。

 

利恵さんの執念が実ったわけだが、脅されたときに犯人に伝えた暗証番号は「2960」だった。

 

この嘘の暗証番号は、恋人や母親に向けたメッセージで、数字の語呂合わせが好きだった利恵さん暗号。「2960」= 憎むわ。

 

恐怖の中で、 それでも最後まで自分を保ち続けた利恵さん。暗号は恋人が解読したといい、母親と5歳年下の恋人に「後を託す」という意味のメッセージだったのでないかという。


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闇サイト殺人事件 犯人 神田と堀の余罪とは?

ネット上の闇サイトで知り合った男らによって起きた「闇サイト殺人事件」は、翌日の8月25日に急展開を迎えた。

 

闇サイトで仲間を集った張本人である川岸健治が愛知県警に犯行をほのめかす電話をしたために事件が発覚。名古屋市緑区内で逮捕されたのである。

 

その後、共犯者の神田司と堀慶末も逮捕され、平成21年3月18日、名古屋地裁は神田と掘に死刑、川岸に無期懲役の判決が下された。

 

無期懲役の判決が下された川岸に至っては、警察に連絡したことが自首と見なされたわけだが、神田は即日控訴。しかし控訴は取り下げられ、死刑が確定した。(2015年6月25日死刑執行)

 

また、代理人が開設したと思われる神田司のブログには、反省どころか被害者を誹謗中傷することが書かれており、怒りを感じたことを覚えている。

 

しかも犯行前はオレオレ詐欺の常習犯。余罪があった神田は闇サイト「闇の職業安定所」に「以前はオレ詐欺をメインにしていたのですが貧乏すぎて強盗でもしたい位です」と、メールを送っていた。

 

そして平成23年4月12日、名古屋高裁はあろうことか掘の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡したのである。更正する余地があるとしての判断だったようだが、川岸については検察が上告せず、無期懲役が確定した。

 

川岸も反省の色を示していないらしく、現在岐阜刑務所収監されているのだが、被害者の母親が年を取ってマスコミ等に訴えていることも無くなれば事件は風化し、所内生活でおとなしくしていれば社会復帰も夢ではないと 話しているというのだ。

 

確かに被害者の母、富美子さんは、事件後、加害者の死刑を求める署名活動を行い、その数は33万人にまで膨れ上がった。そのことを憎んでいるのか知らないが、反省していないようなのである。

 

また、堀慶末に関しては平成24年7月、過去に愛知県碧南市で起きた事件に関わっていることが発覚し、再逮捕された。

 

同じように人の命を奪い、現場に残されていた唾液から検出されたDNAが、掘のDNAと一致。堀は「闇サイト殺人事件」の前に余罪を起こして逃亡中だったのである。

 

そして平成27年12月に堀は名古屋地裁から愛知県碧南市で起きた事件の判決で死刑が言い渡されたのである。

 

無期懲役囚が別の事件で死刑判決を受けるのは異例だが、弁護側は控訴した。

 

ちなみにこの公判では「闇サイト殺人事件」は審理の対象になっておらず、堀は現在も服役中である。


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