久保木愛弓の生い立ちは?家族は父親と母親 弟で結婚は?(大口病院)

大口病院の画像

☆この記事はこのような人におすすめです。

・大口病院連続点滴中毒死事件の犯人・久保木愛弓(くぼきあゆみ)の生い立ちを知りたい。

・久保木愛弓の家族や父親の職業を知りたい。

・久保木愛弓が結婚していたのかを知りたい。

 

横浜市神奈川区の大口病院(現在は横浜はじめ病院に改称)で入院中の男性患者2人が相次いで中毒死した「大口病院連続点滴中毒死事件」は、同病院の元看護師・久保木愛弓が犯人でした。

 

事件が起きるまでの大口病院は「安楽死施設」と噂され、防犯カメラは病院入り口付近に1台のみ設置。(事件発生後、4階の病室にまで防犯カメラを設置)

 

なので、当初は不審者が侵入して犯行に及んだ可能性も示唆されていました。

 

しかし、犯行の手口が注射針を点滴のゴム栓部分に突き刺し、院内で日常的に使われている消毒液「ヂアミトール」を混入したこと。

 

さらに、滴下の速度を調整するなどし、死因を病死と誤診させようとした疑いがあるという点から、犯人は院内に精通した人物の可能性が極めて高くなったのです。

 

ただ、状況証拠は集まっていも決定的な物的証拠がない。

 

その為、捜査は難航するも、犯人は点滴の扱い方が分かっている「看護師」と誰もが思っていたことでしょう。

 

そこで今回は、久保木愛弓の生い立ちや家族、結婚などについてまとめてみました。

久保木愛弓の生い立ち

報道によると、久保木愛弓の生い立ちは、小学生まで茨城県水戸市で育ち、その後は神奈川県伊勢原市に引っ越して地元の中学を卒業しています。

 

実家は築29年の3Kで家賃が約5万円。

 

高校は実家から10キロ離れた秦野市内の県立高校で、卒業後に横浜市内の看護学校へ進学したようです。

 

また、経歴は看護学校卒業後、2008年に看護師免許を取得。

 

その後、看護士として働くわけですが、初めから大口病院に勤務していたわけでなく、別の病院での勤務を経て、2015年5月から大口病院に採用されたそうです。

 

なお、大口病院に勤務していた久保木愛弓は、主に夜勤を担当。

 

事件が起きた2016年9月は、3日に1回の頻度で夜勤のシフトに入っていたといいます。

 

そして、逮捕後の久保木愛弓は、警察の取り調べに「他にも20人くらいの入院患者の体内に消毒液を入れた」と供述。

 

この供述が事実なら「余罪20件以上」ということになるのですが、大口病院では2016年7月から9月の間、およそ50人の高齢患者が同じ4階で死亡しているのです。

 

なので、久保木愛弓がこの50人にも関わっていたなら、余罪50件という前代未聞の殺人事件を起こした犯人。

 

判決も死刑が言い渡されることになると思われます。

久保木愛弓は父親と母親 弟の4人家族

事件当時の久保木愛弓の自宅は、神奈川県横浜市鶴見区上末吉5丁目28番21号ボナール末吉2階だったようです。

 

家族は父親、母親、弟の4人。

 

父親の職業は技術関係に勤める会社員だったらしいのですが、「父親と母親は久保木愛弓が逮捕される2、3日前に姿を消した」と近隣住人が証言しています。

 

なので、父親と母親の現在は、どこかで身を潜めて生活していると思われます。

 

一方、犯人の久保木愛弓は事件発覚後、9月28日の出勤を最後に大口病院を退社。

 

そして、2017年2月に再び、看護師として別の病院に勤務するも2ヶ月で退社しています。

 

その後は、神奈川県内の物流倉庫会社に派遣社員として勤務。

 

しかし、物流倉庫会社も後に辞めています。

久保木愛弓は結婚して子供がいる?

久保木愛弓は、「大口病院を退社してから逮捕されるまでの間に結婚していた」という噂があるようです。

 

しかも、「子供まで出産していた」と言われているようなので調べてみたのですが、そのような情報は見つかりませんでした。

 

では、前科の方はどうなのか。

 

久保木愛弓は大口病院に勤務する前、別の病院で看護師をしていましたが、そこでも何らかのトラブルを起こしていた可能性があります。

 

というのも、事件が発覚した当初、病院関係者がこう明かしていたのです。

 

「他の病院で何らかのトラブルがあったスタッフが大口病院に移るという話を聞いたことがある。実際、(別の病院で)ミスをしたと聞いていたスタッフと大口病院で出くわすこともあった」

 

実際に要注意人物として、当時20代の女性看護師の名前が挙がっていて、他の病院で何らかのトラブルを起こして大口病院に移って来たのが、その20代の看護師だったといいます。

 

院長も事件のことで取材陣から問われた際、「全国各地の施設で若手の施設職員による高齢者への虐待が起き、勤務している若い人の心情がよく分からないことがある」とコメントしていました。

 

裏を返せば犯人は「年齢の若い職員」と決めつけているかのような言い回しに、「実は犯人に心当たりがあるんじゃないか?」と指摘されていたのです。

 

しかも、院長は「内部の関係者ということも否定できない」とコメントしていたことから、久保木愛弓を犯人と疑っていた可能性があります。

 

事件があった2年前の久保木愛弓は29歳。

 

別の病院から移ってきた20代の看護師という点で、ぴったりと当てはまっていたのです。

 

久保木愛弓が前の病院で何をしてトラブルになったのかは不明ですが、前科がある可能性は高そうです。

久保木愛弓のfacebookの友達に上祐史浩?

大口病院連続点滴中毒死事件の犯人として、逮捕される前の久保木愛弓は、警察から何度も任意で事情聴取されていたらしいのですが、犯行を自供することはなかったそうです。

 

しかし、警察は久保木愛弓をほぼ犯人と断定していたのだとか。

 

その後、新たな事情聴取で犯行を自供した為、逮捕に踏み切ったということです。

 

(久保木愛弓)
久保木愛弓の画像

 

また、久保木愛弓本人のものと思われるfacebookに、元オウム真理教信者でひかりの輪代表の上祐史浩が友達になっていたことが判明しています。

 

上祐史浩の画像

 

どちらから友達申請したのかまでは分かりませんが、もしfacebookが久保木容疑者のもので間違いなければ、相当ヤバい人物だった可能性があるのです。

 

ちなみにfacebookのプロフィール画像はこれが掲載されていました。

 

(久保木愛弓のものと思われるfacebookのプロフィール画像)
久保木愛弓のfacebook画像

久保木愛弓の犯行は安楽死に関係か?

大口病院の運営元は特定医療法人財団「慈啓会」。

 

地元では昔から、「病院といえば大口病院」と言うくらい評判が良く、「悪いウワサなんて聞いたことがない」と、人気の病院だったことが報道されていましたが、実はその評判とは少し違っていたようです。

 

大口病院に入ると死亡する人が多い為、地元では「あの病院に入ったら死ぬ」なんて冗談も聞かれるほど。

 

その為、「職員のモチベーションが低い」との声も聞かれていたといいます。

 

おまけに以前からは、「安楽死施設」と噂されていたことで、事件との関わりに注目されていたのです。

 

しかし、日本での「安楽死」は合法化されていないのが現状。

 

そんな大口病院は、地元では長期にわたり人気の病院だったそうですが、1984年に同じ慈啓会系の「大口東総合病院」が開設されてから患者が減ったといいます。

 

患者の中心は症状の重い老人や、事件で亡くなった男性のような寝たきりの人が多かったようです。

 

また、入院患者の死亡が多い為、「あの病院に入ったら死ぬ」なんて冗談も聞かれるほどでした。

 

さらに、大口病院の評判とは裏腹に、事件発覚でずさんな管理体制が明るみになったのです。

 

久保木愛弓の犯行が可能になったのは、病院側のずさんな管理体制が一番の原因だったのでしょう。

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