有栖川宮事件の犯人 坂本晴美(画像)の現在は?芸能人が結婚披露宴に参加!?
4月28日放送の「爆報!THE フライデー」は、2003年に東京・赤坂のカナダ大使館地下のパーティー会場で、大正時代の断絶した皇族「有栖川宮」を名乗って結婚披露宴を開き、多額の祝儀を騙し取った「ニセ有栖川宮詐欺事件」を特集。
ニセの結婚披露宴にはダイヤモンド☆ユカイ、エスパー伊東、石田純一ら芸能人も参加していた。
今回番組では事件に巻き込まれた芸能人が、詐欺現場の裏側、驚きの手口を語る。
そして、この有栖川宮事件では3人を逮捕。夫の有栖川識仁(さとひと)を政治団体の代表を務めていた北野康行が演じ、妻の有栖川晴美を自称元女子アナの坂本晴美が演じていた。(画像あり)
犯人のもう一人は結婚披露宴の会計などを担当していたイベント企画会社役員の楠信也が事件に関与。
3人は結婚披露宴の参加者357人から、「ご祝儀」として現金約1200万円や絵画をだまし取っていた。
有栖川宮事件の犯人 坂本晴美(画像)の現在
「有栖川宮事件」の犯人として逮捕された北野康行と坂本晴美は婚姻届はおろか、恋愛関係・内縁関係もなく、2002年10月に都内の宗教団体施設で知り合ったのがきっかけで、詐欺事件を企んだ。
では、なぜ詐欺だとバレてしまったのかというと、結婚披露宴の報道を見た人の通報で詐欺と判明。
警視庁公安部は、宮内庁や北野康行の親族らに照会した結果、有栖川宮家とは無関係であることが判明。被害額が大きいことなどから逮捕に踏み切った。
取調べで北野康行は「有栖川宮」と言った覚えはない、「有栖川」と言っただけだと釈明したが、そんなことが通用するはずもなく、裁判で懲役2年2月の判決が下された。
(有栖川宮事件の犯人 坂本晴美の画像)
同じく、妻役の坂本晴美も2年2月の実刑判決だったが、現在はとっくに出所している。(画像あり)
この坂本晴美という人物は出身が熊本市で、父親は郵便局員、母親は営林署勤務の公務員。18歳のときにはミス・インターナショナル熊本地区予選大会で準ミスに選ばれている。
その後、地元のバス会社に就職し、20歳で結婚。 結婚した相手は宗教団体「エホバの証人」の経理をしていた男性。 坂本晴美と同じ信者で自称、東大出を名乗っていたという。
坂本晴美は東大出のエリートと結婚するのが夢で、この男性と結婚したが 26歳のときに相手の浮気で離婚。
出所した現在は、北野康行とともに京都府宇治市に政治団体「有栖川記念」を改めて設立。
さらには「週刊ポスト」などの雑誌に2人揃って掲載され、再び「有栖川」を名乗って生活していることをアピール。
坂本晴美に至っては半裸体を披露している。
有栖川宮事件で芸能人が結婚披露宴に参加
「有栖川宮事件」は2003年4月6日に旧皇族の「有栖川宮」を名乗る男らが東京・赤坂のカナダ大使館地下のパーティー会場で結婚披露宴を開き、参加者から祝儀として現金などをだまし取った詐欺事件。
逮捕されたのは、京都市左京区、無職北野康行(当時41)、東京都文京区向丘、無職坂本晴美(当時45)、目黒区目黒、イベント企画会社役員楠信也(当時42)の3人。
北野康行と坂本晴美は、結婚したかのように装って結婚披露宴を開き、参加者357人から、祝儀代など約1200万円をだまし取った。
また、結婚披露宴には、芸能人などの著名人も参加。その中に俳優の石田純一やタレントのエスパー伊東、ミュージシャンのダイヤモンド☆ユカイなどがいたという。
このとき、ニセの有栖川宮を名乗る北野康行らは、約2000人に結婚披露宴の招待状を送りつけているのだが、なぜ芸能人も参加していたのか。
石田純一の場合は、知り合いのラジオ局のプロデューサーに紹介されて参加。ダイヤモンド☆ユカイの場合は音楽担当として披露宴に参加したといい、きっかけはラジオ番組のプロデューサーという男が近づいてきたのだという。
そして、当時売り出し中のエスパー伊東も結婚披露宴に参加しているが、当時の様子を「何とも奇妙な感じだった」と話す。
エスパー伊東いわく、料理は安っぽく、引き出物はバウムクーヘン。会場にはブロマイドなどを販売するグッズコーナーが設置してあったとのこと。
しかも夫妻とのツーショット写真には料金1万円が発生するシステム。エスパー伊東は祝儀代3万だったらしいが、多い人は1人で30万円の祝儀を渡していたという。